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グリップ

 グリップは握る目的だけでなく、その重さがクラブ全体のバランスの要素ともなります。

【ルール上の主な規定】
・横断面は円形でなければいけません。(パター以外)
・真っすぐで単純な形状でなければいけません。ただし、先細りの形状、バックライン、らせん状に巻いたタイプのものはその若干の窪み、これらについては認められています。
・膨らみやくびれがあってはいけません。


【グリップQ&A グリップ交換の際に知っておきたいこと】

Q:バックラインとは何ですか?
A:グリップの後ろ側に盛り上がって出来た線のことを言います。プレーヤーによってはこのバックラインをスクエアに握るための目安としている人もいます。バックラインの有無はプレーヤーの好みで選択すれば良いでしょう。

Q:コード入りって何ですか?
A:シャフトのゴムの中にコード(紐)が入っているタイプのグリップのことです。グリップの感触が硬くなります。コード無しより濡れても滑りにくいので、雨の降った日や汗かきの人には向いているグリップと言えます。

Q:重さはどれくらいのものが良いのでしょうか?
A:これは、まず、グリップを変えるクラブのバランスをどの程度にしたいかを知っておく必要があります。そして、グリップを装着する前にバランス計にクラブとグリップを一緒に乗せて取り付けたらどれくらいのバランスになりそうかを見ます。自分の理想のバランスになる重さのグリップを取り付けます。取り付けたいグリップではバランスが軽い場合は、グリップエンドに入れるタイプの鉛もあります。

Q:グリップ交換って自分で出来るものなんですか?
A:それほど難しいことではありません。両面テープ、(ペンキの)うすめ液、ハサミがあれば出来ます。まず古いグリップを取ります(テープも綺麗にはがします)。次に両面テープを貼って、うすめ液を両面テープとグリップの内側につけたら、挿入して出来上がりです。
 テープの貼り方は縦に張っても、巻く方法でも、どちらでも構いません(テープは隙間のないように付けます)。2重3重と重ねると太いグリップが出来ます。また、うすめ液を塗る際に、スプレーのようなものがあると作業がしやすいかもしれません。グリップの内側に塗る際は、グリップエンドの穴にティーを刺し、少量のうすめ液を入れたら口を指でふさいで振れば内側全体にまんべんなく広がります。
 グリップ交換後は半日ほど乾かしておきましょう。