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あるがまま

ゴルフは「あるがまま」の状態でプレーするのが基本です。規則8ではコースはあるがままにプレーすること、また規則9では球はあるがままにプレーすることについて言及しています。木の根に挟まったり、とんでもない傾斜に球が止まったりして、どんなに運が悪いと思える状況でも「あるがまま」の状態で打つのが原則ということです。どうしてもあるがままでは打てない場合はアンプレヤブル(規則19)の処置をとります。
たとえば、木の裏側に行ってしまいグリーンはすぐそこなのに狙う事が出来ない、というような場合もあるがままで打つのが基本。決して運が悪いのではなく、木のあるところに打った時点でそうなる可能性があるのは当然のこと、と考えるべきでしょう。ただし、人工の物件などが障害となる場合などは罰無しで救済を受けることも出来ます(規則16・異常なコース状態からの救済)。
一般的なゴルフ場やコンペなどでは「ジェネラルエリア内6インチプレースOK」というローカルルールを設定している場合もあります。これはジェネラルエリアにある球はいつでも好きなように6インチ(約15cm)動かして良いとするルールです。プロの試合でも悪天候の時などは導入されることがありますが、そうではなくプライベートゴルフや仲間内コンペで導入する場合、プレー進行促進のための「お助けルール」的な意味合いで使用されます。

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