Q:同伴競技者の足がティーマーカーに当たりそうだったので教えたことはアドバイスの違反になるか 2015.02.10

ラウンド中の出来事です。
同伴競技者がティーショットを打つ際に左側のティーマーカーに同伴競技者の左足が異常に接近した所にスタンスをとりました。そこで私が「ティーマーカーに足があたってしまうよ」と声をかけましたが、同伴競技者はそのままプレーを続けました。結果は、ミスショットでチョロ、左足はティーマーカーに当たり動いてしまいました。この件で同伴競技者はプレーに影響を与えるアドバイスに当たりペナルティーだと主張しました。このケース、どの様にお考えでしょうか? 或いは、ティーマーカーを動かした事によるプレーヤーのペナルティーは、考えられないでしょうか?
ご教示お願い致します。

秋広翔也さん

回答
ご質問ありがとうございます!
ご質問のケースは、実際の文言の内容やその意図によって捉われ方が異なってくるものと思います。例えば、ティーマーカーは動かすべきものではないので、同伴競技者の方の足が当たりそうなのを見て
「ティーマーカーに足が当たって(ティーマーカーを動かして)しまうよ」といった事実を伝えるだけの意図であれば、アドバイスというよりはマナー的な啓発をしたと捉えることもできます。ところが、
「ティーマーカーに足が当たって(スイング軸が崩れてミスに繋がって)しまうよ」といった意図で発言したのであれば、それはアドバイスになってきます。
というわけで、アドバイスの違反になるかどうかは、秋広さんの意図がどうであったか、といったところも考慮しなくてはならないかと思います。いずれにしても、危険な事態を招くようなことや著しいマナー違反でない限り、『可能性』だけであまり余計なことは言わない方が無難かもしれません。
ティーマーカーを動かしたことについては、ストロークの際に動かしただけなので、特に罰はなく、きちっと元に戻すのがマナーです。もし、ストロークの前に足元のティーマーカーが邪魔だからと動かした場合はスタンス区域の改善(規則13-2)により2打罰を受けることになります。

Mr.golfbaka