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アウトオブバウンズ

アウトオブバウンズとは「Out of Bounds」、つまりOBのことをさします。日本のゴルフ場の多くは白杭で境界を定めています。OB区域に球が行ってしまった場合は1罰打で元の場所から打ち直さなければなりません。またはゴルフ場によってはローカルルール前進4打などがありますので、それを適用することになります。ただし、前進4打はあくまでもプライベートなゴルフ向けのルールで正式競技では使用されません。2019年の規則改正で、ローカルルールで前進2罰打を受けOBに行った場所や球が紛失した場所と、そこからホールに近づかない最も近いフェアウエイを基点として救済を受けることができるローカルルールが発表されましたが、これもプライベートゴルフや仲間内コンペでの使用を推奨しており、公式競技で使用されるべきものではない、としています。
アウトオブバウンズとインバウンズ(OBではないセーフの区域)の境界を定義する白杭は、杭の内側(インバウンス側)の地表線レベルの点を結ぶ線が境界線であり、境界は上方にも下方にもおよび、この線に球が少しでもかかっていればセーフ(インバウンズ)となり、球全体が外に出てしまっていたらOBの球となります。つまり、白杭自体はアウトオブバウンズの区域内にあることになります。ペナルティエリアの境界を示す黄杭や赤杭などは『動かせる障害物』(規則15)として取り除くことが出来ますが、OB杭は境界物として定義されており、プレーの妨げになるからという理由で動かすと罰が課せられることになります。もし白杭に寄りかかり打ちにくい場合でもそのまま打つか、それが無理ならアンプレヤブルの処置を取ることになります。

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