Q&A8.1d(6/30回答)の続き
- モグちゃんです。丁寧なご回答ありがとうございます。特に(2)について、英語からの解説、得心しました。ただ、(1)については、どうもしっくり来ない部分があります。
8.1dは、特例であって、極限定的に適用されるべきものではないでしょうか。8.1(あるいは1.1)は「あるがままのプレー」の大原則を規定している中で、8.1dが限定的特例として存在しているのではないでしょうか。
事例で大穴としましたが、ピッチマーク程度ではどうでしょうか。Aが「パターを使う」と言っているから支障になるのであって、ピッチマークはウェッジなどで、十分越えられます。Aはパターを使う必要はなく、大原則に戻り、そのまま(あるがまま)プレーすべきではないでしょうか。プレーの線に、パターならば影響があるかもしれないが、ウェッジなら影響があるとは言えない。ならば、あるがままの大原則のとおりプレーできますね。
「(Aには)権利があり」のくだりも、よく解ります。私も安易に8.1dを適用するだろうと思います。しかし、大原則とは真反対のことを「安易に」やってもよいものでしょうか。
「使えるものは使う」のが当然というのは、イマイチ納得がいきません。私の頭が硬いのでしょうか。
モグちゃんさん
- ご質問ありがとうございます!
「あるがまま」が原則であり、その通りにプレーできるならゴルフ規則も非常に簡単になるでしょうし、色々な紛議も少なくなることと思いますが、残念ながらあるがままプレーするのが不可能だったり難しい状況も必ずあり、それが、これだけ複雑なゴルフ規則が存在する大きな理由の一つになっているものと思います。
例えば球が紛失した場合は、もはやあるがままプレーできなくなりますし、球が人工物の上や近くに止まって、そのまま打つとクラブや人工物が損傷するような状況でそのままプレーさせるのは難しい、といったことになります。
恐らく、ゴルフの歴史の中で、そのような事は幾度となく考慮され、現在の規則に至っているものと思います。ですから、私も「この規則はこうなっていた方が良いのではないか?」など思う箇所がいくつかありますが、歴史的背景や異なる文化など我々が理解できない事もあると思いますので、とりあえず規則は規則でプレーする場合は守り、有効に活用できるならそれもアリだと思っています。もちろん、あるがままの原則に従ってプレーするのが好きで、救済を受けることができるのに受けないでプレーしたり、問題の8.1dの復元ができるのにしないでプレーするというのもアリだと思います。
8.1dの内容は「使えるものは使う」という言い方が持つ印象ほどに自由に使えるものではなく、あくまで自分の球が止まった後に他の人や動物によって悪化された場合だけであり、かなり限定的であるので、そういう点でも個人的には規則としておかしくはない、と思っています。
ちなみに私が現在の規則で一番変えてほしいと思うのはグリーンリーディング資料の規則ですね。これはPGAの選手が物凄い細かいグリーンリーディング資料を使用していたことから出来た規則と思いますが、世界中のほとんどのゴルファーにとってはほとんど意味がなく、ただ紛らわしいものとなっているのが現状と思われます。
2025.07.03回答 Mr.golfbaka