Q&Aピンの位置を想定して後方線上の救済をとること
- 「球がペナルティエリアに入った時」「バンカー内の球をバンカー外からプレーする時」「アンプレヤブルする時」等「後方線上の救済」がありますが、ピンと球の後方線上にドロップすることになります。ところで、ドロップする箇所からピンが見えないとその「後方線上の救済」は使用できないと思いますがいかがでしょうか。規則上で「想定」という文言がありますが、後方線上の場面ではピンの位置を想定出来ないと解釈するからです。プレーヤーから「出来ないと規則のどこに書いてあるか」と尋ねられていますが、見つけることができません。書いてある箇所がわかりましたらご教示をお願いします。
ササタツさん
- ご質問ありがとうございます!
確かに、ブラインドホールではピンが見えない場合もあり、厳密にホールと基点(最後に横切った場所など)を結ぶ線をイメージするのは難しい場合もあるかと思いますが、規則ではそこまで厳密な処置を求めていない、というのがあります。
例えばアンプレヤブルの処置を厳格にやると、ホールと球を結んだ後方線上は小さい方の球の幅しかないことになり、そこに正確にドロップせずにプレーした人は全て誤所からのプレーということになります。実際の後方線上から4~5cmずれたらアウトです。そうなるとかなりの(もしかしたらほとんどの)ゴルファーが違反となっている可能性は高いです。しかし規則では、プレーヤーができるだけの考察をして後方線をイメージして処置した場合は認める考え方を示しています。
これと同じでピンが見えない場合でも、グリーンの方向、今日のピンポジなど、その状況で入手できる情報から考察できる後方線上を基に処置することは受け入れられます。
2024.10.01回答 Mr.golfbaka