Q&Aペナルティエリア内で地面にくい込んだ球の救済を受ける
- 何時もありがとうございます
知人からの質問で
「ペナルティエリアで地面にめり込んだ球を勘違いして直後を基点とした救済エリアにドロップしてセカンドショットを行った後、16.3は適用できないと指摘を受け2球プレーの宣言をして今度はペナルティエリア内でアンプレヤブルを宣言してドロップしてプレーをしてきた場合はどうなるのか?」
に最初の球で誤所プレーの二罰打で良いのでは?
と回答しましたが正しいでしょうか?
又2球プレーをせずアンプレヤブルを宣言した球で誤所からの球でホールアウトしてしまった場合はどうでしょうか?
ご指導願います。
kiyoさん
- ご質問ありがとうございます!
ご質問のように誤った処置をした場合、適用できる規則について処置したものとして考えるのが基本です。ご質問のケースでは、この状況で唯一できる救済はペナルティエリアの救済ですので、プレーヤーはペナルティエリアの救済(1罰打)を受けたが誤った場所からプレーした、といった扱いになります。ペナルティエリアの救済やアンプレヤブル、ストロークと距離の1罰打は他の罰と重複しますので、誤所からのプレーの2罰打と合わせて3罰打を受けることになります。
アンプレヤブルの処置もペナルティエリア内の球に対しては適用できないので、同様に誤所からのプレーの違反となります。ただ、プレーヤーが地面にくい込んだ球の救済やアンプレのつもりでドロップした場所が、たまたまペナルティエリアの救済の場所として正しい場所であった場合は罰は付きませんが、稀なケースでしょうし、そこに気付くくらいなら最初から正しい処置をしている可能性が高いといった話になります。
ちなみに、2つの球をプレーする場合、最初の球をプレーする前に2つの球でプレーすることを決めなければなりません。ご質問のケースのように最初の球をプレーした後で指摘を受け2球のプレーをした場合、2球目の球をプレーしたことについては罰は受けませんが、2つめの球としては無効となります。
2024.08.08回答 Mr.golfbaka