Ｑ＆Ａルースインペディメントの取り除きで球が動く

いつも参考にさせていただいております。
以前にも類似の質問があったかもしれませんが、ご教授ください。

ジェネラルエリアにおいて球が小枝や落葉などに埋もれていたがボールは確認できた。

(1)上記の状況下において、ボールの後ろにある枝を取り除いた所、ボールが動いたので１打罰してリプレースする前に、球を動かす原因となるであろう埋もれていた落葉もすべて取り除きリプレースした。この場合、球を動かした１打罰と15.1a のリプレースしなければならない場所にあるルースインぺディメントを取り除いたことの１打罰の計２打罰なのか

(2)上記の状況下において、１つのルースインぺディメントを取り除いたとしても、他の埋もれている落葉も取り除くと球が動きそうに見えたため、全てのルースインぺディメントをボールごと押しのけ取り除き、１打罰してリプレースした。

２つとも埋もれていたルースインぺディメント全て取り除きリプレースしプレーをしましたが
(1)は2打罰
(2)は1打罰
と解釈してよろしいでしょうか？

たろさん

ご質問ありがとうございます！
罰の重複に関しては2023年の規則で変更があり、違反と違反の間に

・ストロークする
・違反に気付く、気付いている、知らされる

これらの介在する出来事があったかどうか、だけを考慮することになっています。これらの出来事がない場合は複数の違反があっても罰は重複しません。この変更により多くの場合、罰の重複の可能性が減ることになる、と規則は言っています。

しかし、ご質問のケース（1）では、最初に枝を取り除いた際に球を動かしたことが違反であることに気付いてリプレースするのでしょうから、その後の落ち葉の取り除きは介在する出来事を挟んでのこととなり、罰は重複し2罰打を受ける、ということで良いと思います。
（2）についても、たろさんお察しの通り1罰打で良いと思いますが、ゴルフ規則では、「かなりの利益を得るために違反をする」という行為を重大な非行として扱っている点から考えると、（2）の行動は推奨できるものではなく、それよりアンプレヤブルの処置をすべき、ということになると思います。

2023.03.19回答　Mr.golfbaka