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Q&AOBを定めるための柵の扱い

「OBを定めるための柵」のような表現をよく見かけますが、柵やネット(防球網)などにビッタリ沿って白杭もちゃんと設置されている場合は、OB判定や、その柵自体が動かせない人工物としてコースの内か外かの判断に迷います。どちらがOBを定めているのか?白杭の設置場所が柵の内側か外側かの違いも含めてどう判断すれば良いのでしょうか?
イカさん
ご質問ありがとうございます!
日本のコースはほとんどがOB杭で境界を定めていますが、海外では柵や壁で定めている場合も多いようです。ご質問のケースで「OBを定めるための柵」とありますが、『定める』という言葉を使用している場合、それが境界線を決めるということになります。つまり、この場合、柵がOBの境界線ということになります(柵自体はOB側にあることになる)。また、柵がOBを定めていて、その柵がOBであることを示すために白杭を立てる場合もあるかもしれません。この場合の白杭はOBを『示す』ものといった扱いになります。そして、OBを『定める』『示す』どちらの物についてもゴルフ規則では『境界物』として扱っていて、境界物については罰なしの救済がありません。
コースによって、あるいは同じコース内でも場所によっては白杭ではない別のものなどで境界を定める場合もあり、そのような場合は必ずローカルルールにアウトオブバウンズについて記述されていると思いますので、競技に出る場合などはチェックしておくべきでしょう。
2022.12.27回答 Mr.golfbaka
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