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Q&Aグリーン奥の池と暫定球

規則18暫定球について質問です。
暫定球は、OB又は紛失球の可能性のある場合に打つことができるとの解説を見ました。
例えば、グリーン奥が下っており、その先にイエローペナルティーエリアがある場合で、打った球が、グリーンを超えると、イエローペナルティーエリアに入る可能性が考えられますが、打った地点からは確認ができないというケースです。
この場合、グリーン奥まで確認しに行ったところ、球が無ければ、イエローペナルティーエリアに入ったことが強く類推されることになります。
他方、救済では、ピンと最後に横切った地点を結んだ後方線上となりますが、このケースでは、グリーン奥のペナルティーエリアの、その先にドロップする場所が無い場合は、元の地点に戻る必要が出てきます。
例えば、グリーンまで250yd地点から打った場合、再度、250yd戻る必要が出ると思いますが、この処置が正しいですか?
このケースでも暫定球の宣言はできないとなりますか?
現実のラウンドで、このように打った地点に戻るのは、非常に難しいとともに、かなりのプレイ遅延が発生すると思いますので、あまり現実に即していないように思います
AKIYAMA TSUYOSHIさん
ご質問ありがとうございます!
確かに、250ヤード先のグリーン奥にイエローペナルティエリアがある場合は、難しい状況になりそうですね。ですが、このようなホールの場合、そのようなペナルティエリアはレッドペナルティエリアとして定めるべきかと思います。
また、250ヤード手前から打った球がグリーンを越えた場合に暫定球を打てるかどうかは、OBかペナルティエリア以外の場所で紛失する可能性があるかどうかによりますので、例えば池の周りが綺麗に刈り込まれていて、池の外で紛失する可能性はなくOBも近くになければ暫定球は打てませんが、そうでなければ暫定球をプレーすることは可能です。

とはいえ、ホールの形状によっては暫定球をプレーできないことがプレーの遅延に繋がる場合もあることは事実で、規則でもそのような特殊な場合はローカルルールでペナルティエリアに入ったかもしれない球について暫定球を認めるケースを挙げています(ローカルルールひな型B-3)。
ペナルティエリアに入ったかどうかはかなり先に進まないと分からず、入っていた場合、最後に横切った場所はかなり手前となるので長い距離を戻らなければならない、というような場合ですね。
2022.12.14回答 Mr.golfbaka
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