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Q&A1罰打で前回プレーした場所からプレーすること

11月22日のバンカーの救済について、1打罰でバンカー外の前打場所から打つことができるとあるが、前場所がティーイング(ショートホールなど)では、エリア内のどこでもいいのか、ドロップかティーの使用、いずれも構わないか?
カゲタカさん
ご質問ありがとうございます!
11/20の回答ですね。まず、意外と知られていない「ストロークと距離の救済」について触れておきたいと思います。ストロークと距離の処置、と言ったりもしますが、これは1罰打で前回プレーした場所からプレーする処置のことで、少なくとも私が規則の勉強を始めた十数年前から変わらずに存在する規則です。分かりやすいところではOBを打った時の処置ですね。例えば1打目のティーショットがOBに行ったら、1罰打でティーイングエリアから打ち直すので3打目となります。
この「ストロークと距離の救済」は、球がOBに行った場合や捜索時間内に見つからない場合は必ず受けなければならない救済となります(規則18.2)。他に、ペナルティエリアの救済やアンプレヤブルの救済の選択肢にもあります。また、これこそあまり知られていないのですが実はこの救済はプレーヤーが任意にいつでも受けることができる救済でもあります(規則18.1)。例えば、下り傾斜の強いグリーンで30cmのショートパットを強気で打ったら止まらずにグリーンの外まで行ってしまった場合、1罰打でやり直すことも可能、というわけです。

ここでご質問内容に移りますが、このストロークと距離の救済を受ける場合の処置は前回プレーした場所によって、以下のように定められています(規則14.6)。

・ティーイングエリア
ティーイングエリア内のどこからでも良くティーアップもできる
・ジェネラルエリア、バンカー、ペナルティエリア
最後にプレーした場所(分からなければ推測)からホールに近づかない1クラブレングス以内で最後にプレーした場所と同じコースエリアにドロップ
・グリーン
最後にプレーした場所にプレース

というわけで、1打目のティーショットがバンカーに入り、ティーショットを打ち直す場合は、ティーイングエリア内のどこでも良くティーアップも可能ですが3打目となります。
2022.11.27回答 Mr.golfbaka
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