rockpine

Q&A事実上確実かどうか意見が分かれる

とあるミドルホールにおいて、A~D氏の4名がキャディ同伴のもとプレーしておりました。このホール、オナーA氏のティーショットは、約240ヤード先の右サイドに大きく囲ってある修理地へと飛んでいった様子をB氏、C氏、D氏とキャディーも見ておりました。4名全員のティーショットが終わり、5人全員でA氏が打ったと思われる修理地を探しましたが、探し始めてから3分経っても球は見つかりません。そこでキャディーを含むB氏とC氏の3名は、A氏の球は修理地に入って修理地内で止まったと思うとの意見。しかし、D氏だけは、修理地に球は入ったが、修理地内に球が止まったとは言い切れない。なぜなら、修理地内には木の切り株もあり、それに当たって修理地外へ止まった可能性があるからとの意見でした。
判断がつかなかった為、A氏は(1)修理地に球が止まったケースの処置と(2)ティーイングエリアに戻り打ち直しの処置。この2つの処置をしてプレーを終了しました。因みに(1)はボギー、(2)はダブルボギーでした。
競技委員会は、「分かっている、または事実上確実」の定義が、疑念がほんのわずかにあるものの、合理的に入手可能なすべての情報は、問題になっている出来事の起きた可能性が95%以上であることを示しているに基き、(2)が正しい処置であると判断しました。
長くなりましが、95%以上が意味するのは、問題となる出来事を見ていた同伴プレーヤーが全員同意見でなければならないとの理解でよろしいでしょうか?また、その出来事を見ていたキャディーの意見は加味されるのでしょうか?
ご教示ください。
ぼーいさん
ご質問ありがとうございます!
難しい問題ですね。目撃者の情報は考慮される要素となりますが、全員が同じ意見である必要はないと思います。全員が同じ意見なら紛議になり得ない、といった側面もありますが。。。
もちろんキャディの意見も加味されるべきです。プレーヤー側の人間ですが、そこは正直さに委ねられる問題でしょう。
いずれにしても2つの球でプレーしたことと競技委員会が裁定したということで、処置と裁定ともに規則に従って行われた、という点は問題ないように思います。
このケースで考えるべきは、修理地の広さ、修理地の周囲の状況(綺麗に刈り込まれているか等)、球の勢いや方向、曲がり具合、等々です。240ヤードも離れた場所なので、修理地がかなり広大か、または修理地の外に球がある場合は簡単に見つかるような状況でなければ、修理地の中に止まったのが事実上確実とするのは難しいかもしれませんね。
2022.10.28回答 Mr.golfbaka
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