rockpine

Q&A木の根が邪魔になる場所にめり込む

いつも勉強させて頂いております。
ピッチマークの救済について、木の根がスイングの障害になる場所にボールがめり込んでいる場合、アンプレイアブルの処置は出来るがピッチマークの救済は出来ないと聞いたことがあるのですが正解なのでしょうか?
宜しくお願い致します。
まさけいさん
ご質問ありがとうございます!
そうですね、動かせない障害物などからの救済(規則16.1)や、地面にくい込んだ球の救済(規則16.3)といった罰なしの救済は、それ以外のことが原因でプレーすることが不可能な場合、救済を受けることは認められない、となっています。規則書の言葉では『明らかに不合理な場合』としており、明らかにプレーすることが不可能な場合や、あり得ないプレー方法などが該当します。例えば、木の根の間に球がめり込み、スイングしても木の根が邪魔で球にクラブを当てることが出来ないような状況なら地面にくい込んだ球の罰なしの救済は認められません。木の根があり通常に打つことは不可能だが、何とか球に当ててそこから脱出することができる程度の状況であれば『プレーすることが明らかに不合理』とは言えないので救済の対象と考えて良い、となります。
残り50Yでカート道の右側の深いラフに球が止まり、通常その距離で使用するウエッジを持ってもカート道は障害とならないが、ドライバーを持って構えるとスタンスがカート道にかかる、といった場合もドライバーを持ってプレーすることが『明らかに不合理』と言えるので、このような状況では救済は認められない、ということになります。
2022.10.28回答 Mr.golfbaka
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