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Q&A「パターを除く最も長いクラブ」と「次に使うクラブ」

いつも勉強させてもらってます。
救済を受けるエリアを決める際、「パターを除く最も長いクラブ」とありますが、それと、次に使うクラブの範囲、という違いでなんでしょうか。
宜しくお願い致します。
光と風と私さん
ご質問ありがとうございます!
「パターを除く最も長いクラブ」は救済エリアやティーイングエリアを測る場合の長さです。カート道などの動かせない障害物などから救済を受ける場合、ニアレストポイントを決定して、そこから1クラブレングスのホールに近づかない範囲が救済エリアとなります。アンプレヤブルのラテラル救済では球から2クラブレングスのホールに近づかない範囲、レッドペナルティエリアのラテラル救済では最後に横切った場所から2クラブレングスのホールに近づかないそのペナルティエリア以外の場所、といったように、これら救済エリアの範囲は全て「パターを除く最も長いクラブ」で測った範囲となります。
では救済のときに良く言う「次に使うクラブ」は何かと言うと、ニアレストポイントを決める際に持つべきクラブのことです。例えば、ホールの進行方向と同じ方向に走るカート道上の真ん中より少し右に球が止まったとします。右打ちでスタンスも考えると、ニアレストポイントがカート道の右側になるか左側になるか微妙な場合があります。PWを持って構えるとニアレストポイントはカート道の右側、3Wを持って構えるとニアレストポイントはカート道の左側になるような場合です。通常100YではPWを使うプレーヤーで、残り距離が100Yで前に木などもなくライも悪くなければPWを持ってニアレストポイントを決めるのでカート道の右側となります。残り200Yで3Wを使うような場面ならカート道の左側になります。
このようにしてニアレストポイントを決めた後に、そこからの1クラブレングスは「パターを除く最も長いクラブ」で測ります。
2022.10.24回答 Mr.golfbaka
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