rockpine

Q&Aプレー禁止区域からプレーしてしまった場合の処置

2022.04.04回答されている2つの球への関連質問です。
修理地が競技規則でプレー禁止区域に指定されているケースにおいて、修理地からのプレーは誤所となるものの重大な違反とは考えられないので、
(1)プレイ禁止区域と知らずにストロークしてしまった場合、規則14.7b(1)により誤りを訂正しないで誤所からプレーした球でそのホールのプレーを終わらせなければならないので、そもそも第2の球を打つ必要はないし、元の球をプレーした後では2つの球を打つ選択はできないが、第2の球を打ったとしても第2の球を打ったことへの罰はなく単に無効とするだけで良いでしょうか。
(2)2つの球を打つことを宣言した場合、規則14.7b(3)によれば、『第2の球をプレーした場合、その球のすべてのストローク(行ったストロークとその球をプレーしたことによってのみ受けた罰打)はカウントしない。』となっており、どちらを先に打ったとしても救済を受けた球を有効として良いでしょうか。
前提としてプレー禁止区域の修理地からのプレーが重大な違反ではないと考えますが、重大な違反になることはあるでしょうか。
以上です。宜しくお願い致します。
NISPAさん
ご質問ありがとうございます!
ご質問内容にあるとおり、プレー禁止区域からプレーしてしまった場合は誤所からのプレーの違反となりますが、大抵の場合は重大な違反とならないものと思われます。しかし絶対とは言えず、もしかしたらプレー禁止区域からプレーすることでかなりプレーヤーに有利になる状況があるのなら、重大な違反となる可能性もあります。そして重大な違反の可能性がある場合、プレーヤーは2つの球をプレーすることができますが、この場合の2つの球は、

・最初の球の違反が重大でなければ最初の球のスコアを採用
・最初の球の違反が重大なら誤りを訂正した球のスコアを採用

となります(規則14.7b)。この規則に関しては2つの球でプレーすることを決めるタイミングや、どちらの球でのスコアを採用したいかは関係なしに、最初の球の違反が重大かそうでないかで自動的に決まります。もし、最初の球をプレーした後に「違反が重大かもしれない」という理由で2つめの球をプレーしたにもかかわらず、”プレーした後だから認められない”となると、違反が重大であった場合に失格にしかならなくなってしまいます。
というわけで、救済を受けて良いか分からない場合などに使用する2つの球の規則(規則20.1c(3))とは若干異なる、ということですね。
2022.08.20回答 Mr.golfbaka
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