Ｑ＆Ａ強風で折れた木の枝の下に球が止まる

お世話になります。いつも勉強させていただいております。2点お伺いします。

(1)強風で折れた木の枝（長さが約2メートル程）が、後で撤去するためにコース脇に寄せてありました。競技中にプレーヤーの球がこの枝の下にもぐりこんでしまったため、帯同していた競技委員は修理地として扱い、救済を受けるよう指示しましたが、この処置は正しかったでしょうか。

(2)(1)の処置が正しいとして、この折れた木がレッドペナルティエリアとジェネラルエリアにかかっていた場合、救済を受けられるのはジェネラルエリアの箇所のみでしょうか。

tktkさん

ご質問ありがとうございます！
他の場所には全く似たような場所はなく、その枝のある場所だけ明らかに異常な状態というのなら修理地として救済を認めるのも妥当かとは思いますが、少々気になるのはコース脇に寄せてあった2メートル程の枝、という点です。コース脇ですからラフか林の中か、といったところでしょうか、また枝が沢山積まれていれば自動的に修理地となりますが、そうでなければたとえ大きめの枝でも単なるルースインペディメントです。その辺りを踏まえ、過剰な救済にならないか、を考えなければなりません。
(2)はそうですね、球がペナルティエリア内にある場合は異常なコース状態からの罰なしの救済は無いので、罰なし救済はジェネラルエリアのみ、球がペナルティエリアにありその枝が邪魔なら、球が動いて1罰打を受けるのを覚悟で枝を取るか、ペナルティエリアの罰ありの救済を受けるか、といったところになります。

2022.08.19回答　Mr.golfbaka