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Q&A罰なしの救済の途中でアンプレヤブルの処置をすることに決める

いつも参考にしています。
カート道上の球の救済を受けている途中で、アンプレアブルの宣言をし、ラテラル救済を受けようとした際の基点についてお問合せします。
先日友人とのプレーで、友人のショットはコース右側のジェネラルエリアにあるカート道の右端(A点)に球が止まりました。16.1b異常なコースの状態からの救済を受けるべく、ニアレスポイントの決定は、カート道の右側(右打ち)になりましたが、右側は急な登り斜面、3M程でOBラインがある所でした。一度目ドロップ(落下地点B点)は救済エリア内に止まりませんでした。救済エリアのそばにブッシュ(OBの近くティー側に戻る方向、2クラブでカート道に届かない所にあるブッシュ)があり、2回目のドロップでも止まらない場合は14.2eのリプレースの手続きによる14.3c(2)の規則でのプレースすることで、止まる場所がそこになる可能性が大きいと思い、アンプレアブルの宣言(以下、単に「宣言」という)をしました。しかし、基点はどうなるのかと思い、「宣言」後であるが2回目のドロップ(救済エリア内に止まらず)を行い、最初に地面に触れた地点(C-1点)をプレース地点とし2回プレースを行った(プレース後?-2点)が止まりませんでした。規則14.2の一般的な解釈14.2/1を念頭に・u桾」廛譟璽垢濃澆泙蕕覆い里如法☆・鱈2点を基点としてアンプレアブルのラテラル救済で2クラブの救済を受け、カート道上に球が止まりました。再度16.1bにより今度はカート道の左側が救済エリアとなったので、プレー(アンプレアブルの1罰打)を行った。
質問ですが、ラテラルによる救済の基点(以下、単に基点という)は、19.2の・2つ目:元の球の箇所が分かっていなければならないと記載されており、
(1)カート道に球がある時点(A点)の「宣言」では、A点が基点となる。
(2)ドロップ1回目後の「宣言」では落下地点B点を基点と出来るのか、それともA点が基点となるのか、または、(2)~(4)のいずれの場合も、ドロップ、プレースで止まらない場合は、球の箇所の確定が出来ないので19.2aストロークと距離の救済(救済地点D点)しか出来ないのか(この場合は、上記例は誤所からのプレーになると思います。)
(3)「宣言」後の2回目のドロップは出来るのか、上記例では出来るとして手続きを進めているので、出来ないのであれば、アンプレアブルの基点が誤所となり、1.3c(4)/2により複数の違反は1つの罰としてアンプレアブルの1罰打は加えず誤所からのプレーの2罰打のみでよいのか、
(4)もし、「宣言」するのを、2回目のドロップ後、または2回目のプレース後では、基点はそれぞれ2回目のドロップ後のC-1点、または2回目のプレース後の?-2点なのか、それともA点、D点なのか、それと、プレースは必ず行う必要があるのか、(例え止まらなくても14.2/1の解釈では別の場所からプレーする場合、リプレース不要とあり、プレースでも適用出来るとすればプレース箇所の確定のため必要と考えました。)
いづれにしてもドロップ以降は、球が止まらない状態であり、よく分かりませんでした。
(5)ちなみに、「宣言」を行わないケースで、上記例では救済エリアの近くにブッシュがあり、止まる可能性のある場所がありましたが、カート道右側の救済エリアの上り斜面後方は草がほとんどなく土だらけで、止まるか可能性のある場所がない場合(試してみても実際に止まらない場合)、他の止まる箇所を探す時、カート道上のプレースは、もともと異常なコースの救済手続きの一環であり、カート道を避けうる14.3c(2)のプレース場所としてカート道の左側もジェネラルエリアでホールに近づかない球が止まる最も近い箇所の候補になるのか、お教え下さい。(2021年12月5日Q&A回答参考)  長い質問になり、あれもこれもとなりました。よろしくお願いします。
ゴルフ好きの幸さんさん
ご質問ありがとうございます!
すみません、文字化けで一部不明な場所ができてしまいましたが、全体的な内容はおそらく分かったと思いますので、このまま回答させていただきます。
まず、処置を変えることについてですが、規則の解釈19.2/4の考え方からすると、何かしらの救済を受けようと球を拾い上げた後でも、その球をインプレーにする前であれば他の救済の選択肢があるのなら変えても良い、ということが言えます。カート道の救済を受けようと球を拾い上げた後でも、まだその球をインプレーにしていなければアンプレヤブルの救済に変えることはできるし、その逆例えば、アンプレのつもりで球を拾い上げた後で球が異常なコース状態の中にあったことが分かった場合に、球をインプレーにしていなければ(アンプレの処置をしていなければ)罰なしの救済に変えることができる、ということです。「球をインプレーにする」とは、ドロップならドロップした瞬間(手から離れた瞬間)、プレースやリプレースはそれらの処置が完了した瞬間にインプレーになります。
ご質問のケースでは、一回目のドロップをする前であれば元の球の箇所(A点)を基点としたアンプレヤブルの処置に切り替えることが可能だったわけですが、一回目のドロップをしてしまった以上、カート道からの救済を完了させる必要があった、ということになります。この処置を完了させないことにはアンプレの後方線上やラテラル救済の基点が無いので受けることはできない、ということになります。この状態でアンプレのつもりで救済を受けてしまった場合、受けることができるのはストロークと距離に基づく処置のみ、ということになるでしょうから、それに基づいて誤所からプレーしたと扱われることになると思います。
というわけで、一度でもカート道の救済のドロップをしたのなら、その救済を完了させなければならず、ご質問のケースでは2回目のドロップをした場所にプレースを試みて、2回試しても止まらなければ14.2eに従い、その場所よりホールに近づかないジェネラルエリアで球が止まる場所を探ってプレースしなければなりません。この際、14.3c(2)では14.2eの手続きで救済を完了しなさい、と記述しているので、当然、救済を受けようとしている障害(カート道)の障害が無い場所でなければなりません。その場所がブッシュの場所になるかは実際の現場を見ないと分かりませんが、いずれにしても救済が完了した時点で、ようやくアンプレヤブルの後方線上やラテラル救済の基点ができる、ということになります。
2022.08.13回答 Mr.golfbaka
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