rockpine

Q&Aドロップするところリプレース(その逆)

いつも楽しく拝見させて頂いています。今回の質問は、「ドロップ」と「リプレイス」についてです。「ドロップ」するところを「リプレイス」した場合は2打罰。「リプレイス」するところを「ドロップ」した場合は1打罰と覚えていましたが、それは正しいでしょうか。「リプレイス」するところを「ドロップ」した場合、リプレイスするところにほとんど止まらないので「誤所」からのプレーの罰2打の裁定の経験があります。その辺の整理をよろしくお願いいたします。
ササイタさん
ご質問ありがとうございます!
ドロップするべきところプレースしてプレーした場合は2罰打です(規則14.3b(3))。リプレースは、元の球を元の場所に置くわけですが、その置き方について「手に持って接地させてから手を離して置く」という決まりがあります。そしてこの方法に反する方法で正しい場所にリプレースしてプレーした場合は1罰打を受けることになります(規則14.2b(2))。例えば、クラブで転がして置く、足で動かして置く、といったリプレース方法は、たとえ場所が正確だったとしても、そのままプレーすると1罰打を受けるわけです。そしてリプレースするべきところドロップした場合、ですが、これも元の正しい場所に止まってプレーしたというのなら1罰打ですが、実質問題としてその可能性は極めて低いと思われますので、このケースでは大抵の場合は誤所からのプレーの2罰打を受ける(リプレースの方法に関する1罰打は重複せず合計2罰打)ことになるかと思います。
というわけで、ささいたさんの(受けた?)裁定ですが、ドロップした球がリプレースすべき場所に止まったことが分かっていない限り、誤所からのプレーの裁定としたのは妥当かと思われます。
2022.08.05回答 Mr.golfbaka
ページトップへ戻る