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Q&A残り100Y地点の救済でドライバーでニアレストポイントを決める

ニアレスポイントを決める場合に使用するクラブは、その障害がなかったら使用するであろうクラブで決めるべきと言われていますが、例えばピンまで100ヤード地点でドライバーでニアレスポイントとを決めた場合は誤所からのプレーで一般のバツとして2打罰になるのでしょうか? それともドライバーでニアレスを決めてドロップしたところアイアンでショットできそうなのでアイアンでショットしたと言い張ればルール上問題ないのでしょうか?
ゴルフ好きジイジさん
ご質問ありがとうございます!
例えばですが、ホールの進行方向と同じ方向に走るカート道に球が止まり残り100Y地点で救済を受けようとしている右打ちのプレーヤーが、本来その状況で使用するのはPWであるところ、ドライバーを持ってニアレストポイントを決めたとします。この時、PWを持ったとしてもニアレストポイントがカート道左側になるのであれば、おそらくドライバーを持ってカート道左側にニアレストポイントをとっても同じになるでしょうから、違反になる可能性も低いと思います(左側の場合、スタンスは関係なくカート道のすぐ左がニアレストポイントとなるため)。PWを持つとカート道の右側になるはずのところ、ドライバーを持ったためにカート道の左側になったのであれば、そのままドロップしてプレーすると誤所からのプレーの違反の可能性が生じてきます(カート道右側はスタンス幅もあるためドライバーの場合はより遠くなる)。また、ドライバーを持ってカート道右側にニアレストポイントをとった場合、PWでとった場合とはズレるので、誤った場所にドロップする可能性が生じます。
ゴルフは、どのクラブでストロークするかはプレーヤーの自由です。ティーショットでパターを使用することもできますし、グリーン上でドライバーでプレーすることもできます。しかし、救済を受ける場合は、次に使用するクラブについてプレーヤーは正直でなければなりませんし、規則もその前提で作られています。ですから、言い張れば問題ない、というわけではなく、救済を受けようとしている障害が無い場合に本当にそのクラブを使用するかどうか? ということが問題となります。例えば、通常100YはPWでプレーするプレーヤーで、前方に特にプレーの妨げになる木などがなく、残り100ヤードでドライバーを持つことなどまずあり得ないので、ドライバーで二アレストポイントを決めると誤所からのプレーの違反になる可能性がある、ということになります。このように、本来PWを持つべきところドライバーを持ってニアレストポイントを想定し処置した場合でも、偶然にも『PWを持って決めた場合の正しい救済エリア』内にドロップできていれば違反とはなりませんが、はみ出ていたら違反となります。
2022.08.04回答 Mr.golfbaka
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