rockpine

Q&A特設ティー使用のローカルがある状況で暫定球をプレー

いつも勉強させていただいております。私の所属クラブの月例杯では「第1打がOBまたは紛失球の場合、全てのホールにおいて前方の特設ティーより第4打としてプレーしなければならない。」と規定されていますが、プレーヤーAがティーイングエリアから暫定球をプレーしたところ、プレーヤーBからクレームがありました。そこでプレーヤーAは改めて前方の特設ティーよりプレーしなおしてホールアウトしました。競技終了後、プレーヤーBから委員会に「あの暫定球は練習ストロークになるのではないか?」と裁定の要請がありましたが、委員会は「練習ストロークとはならず、無罰で特設からの第4打を認める」との裁定が下されました。そこで質問です。私はティーイングエリアからの暫定球は誤所からのプレーで規則14.7bにより重大な違反がないので2罰打、暫定球でホールアウトしなければならないと判断します。また、ルールに詳しいある方は、ローカルルールで特設からの第4打が規定されていても、規則18.1が優先となり、特設からプレーしなおしたのw)€「納些覆任△襪犯獣任気譴泙靴拭・錣・蠅困蕕な絃呂膿修渓・覆い任垢・枋蠅鬚エ蠅いい燭靴泙后・・w)w)w)
KIさん
ご質問ありがとうございます!
すみません、最後の方が文字化けしておりましたが、大体内容は分かりますのでそのまま回答します。
まず、最初にKIさんのクラブのローカルルール「第1打がOBまたは紛失球の場合、全てのホールにおいて前方の特設ティーより第4打としてプレーしなければならない。」ですが、このローカルルールに問題があります。クラブの決め事なので何でも良いと言えば何でも良いのですが、このローカルルールを採用するのなら、正しいゴルフ規則の適用は考えなくても良い、とまで言って良いと思います。もちろん進行上の理由などからそうしているのは分かりますが、せめて選択肢の一つにとどめておくべきかと思います。

理由ですが、まず、ゴルフ規則の考え方として「ストロークせずに前に進む」ということを認めていない、というのがあります。前進4打は、例えばチョロって10ヤード先のOBに行ってしまった場合でも200ヤード先の特設ティーからプレーできてしまう、かなり特殊なお助けルールです。2019年に発表されたローカルルールで、球がOBに行ったり紛失した場合に、2罰打でプレーを進めるローカルルールがありますが、これはストロークして進んだ距離以上先に進まないので前進4打とは似て非なるものとなります。
そして、ゴルフ規則には、ストロークと距離の救済(1罰打で元の場所からプレーする)はいつでもプレーヤーが取れる処置であること、また、球がOBや紛失の可能性がある場合は暫定球をプレーすることができること、が明記されています。つまり、KIさんのクラブのローカルによると、それらの正しいゴルフ規則を適用してはダメ、という、それこそダメな規則になってしまっているわけです。ですからご質問内容のプレーヤーAの処置については議論するに至らない、となってしまうのです。

クラブの事情などもあるとは思いますが、私の個人的な意見としては、まずそのようなローカルは無くすのが理想、それが難しいならせめて「ストロークと距離に代わる選択肢」(オフィシャルガイドローカルひな形E5)、それでも難しいなら前進4打を使うとしても強制ではなく選択肢にとどめる、べきかと思います。もしJGAなどのオフィシャルなハンディキャップに関わるスコアとして採用する競技であれば、これらのローカル(特に前進4打)は無しです。
2022.07.03回答 Mr.golfbaka
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