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Q&Aグリーン上からプレーした球が枝や小石に当たった場合

いつも勉強させていただいています。質問です。
”グリーン上からプレーした球が人や動物、物に偶然当たった場合は罰無しで再プレーしなければならない。”
というルールがありますが、グリーン上の小石や木の葉の場合も適用されるのでしょうか? 秋など細かい木の葉を避けてロングパットをするのが難しい場合や、小石に当たって方向がズレる場合も多々ありますが、再プレーできる。あるいは、再プレーしなければならないのでしょうか。小石に当たって、カップインというラッキーもあるかと思いますが、再プレーしなければならないとなれば、微妙な判断が難しいですね。
kami-rinさん
ご質問ありがとうございます!
ご質問の規則は、規則11.1b例外2で、もっと細かく書くと以下のような内容になります。

”グリーン上からプレーした球が偶然にグリーン上の
・人
・動物
・「止まっている球とボールマーカーと旗竿」以外の動かせる障害物
に当たった場合、ストロークはカウントせず再プレーしなければならない”

実質的なことを考えると、『人』はプレーヤー自身あるいは同伴者やキャディ、『動物』はミミズや毛虫、『「止まっている球とボールマーカーと旗竿」以外の動かせる障害物』はアプローチで使用して置いてあるクラブなど、といったところになります。小石や枝は該当しませんので、当たっても罰なしあるがままです。
ちなみに、2018年までの旧規則では、グリーン上からプレーした球が動いている局外者に当たった場合は再プレーとなっていまして、例えば風で飛んできた枝が当たると再プレーという規則になっていましたが、現在の規則ではあるがままです。また、ミミズに当たった場合、旧規則では再プレーの対象外でしたが現在の規則では再プレーの対象となります。ただ、この点についても、「プレーヤー自身やプレーヤーが使用したクラブ、ルースインペディメントでもある動物(ミミズなど)に当たってもあるがまま」とするローカルルールD-7が発表されています。
後方線上の救済に関するローカルルールひな形E-12もそうですが、2019年の規則改正で不十分であったり妥当ではなかったり、と思える規則についての修正のような感じですので、来年の規則改正時に変わるような気がします。
2022.05.17回答 Mr.golfbaka
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