Q&A側溝をまたいだ場合の救済エリア
- 宜しくお願い致します。
側溝(U字溝)に球が入った場合には、またいでニヤレストポイントを取れるようですが、その時の、完全な救済のニヤレストポイントの取り方と救済エリアを教えて下さい。救済エリアの中にドロップしてはならない場所があるようですが…?
できましたら、図でご説明頂ければ嬉しいです。グリーンさん - ご質問ありがとうございます!
動かせない障害物などの異常なコース状態からの救済の際の救済エリアは、基点から1クラブでホールに近づかない場所なので、基本的にはほぼ半円の形状となりますが、救済を受けようとしている障害が残らない場所という条件もありますので、障害が残る場所は救済エリアではありません。つまり、最大で半円、そこから障害が残る場所を除いた場所が救済エリアとなります。
球が側溝の右端に止まったとします。
(右打ちでプレー方向は画面上方向)
左側のニアレストポイント候補
右側のニアレストポイント候補
右の方が近いので右側がニアレストポイントで、そこからホールに近づかない1クラブの範囲を想定。何も無ければこの半円全体が救済エリアですが・・・
側溝の場所や側溝にクラブが当たるかもしれない場所は障害がある場所なので除くと、このような形状に。
更にスタンスも考慮しなければなりません。ピンク色の球の場所はスタンスがかかるので救済エリアではない、ということになります。
スタンスがかからない場所はOK
というわけで、障害(球のライ、スイング・スタンス区域について)のある場所を除いた以下の範囲が、このケースの救済エリアとなります。
2022.04.26回答 Mr.golfbaka