Ｑ＆Ａ13本以下でスタートしラウンドの途中でシャフト交換はできるか？

ラウンド中のクラブの使用制限規則4.１a(3)についてご教示ください。
プレーヤーは13本のクラブでスタートし、ラウンド中に使用しているクラブのシャフト（あるいはヘッド）を交換し、14本目のクラブとして追加使用することは認められるでしょうか？　認められる場合、交換された元のクラブには持ち運ぶためだけに（クラブの形状にするため）別のパーツを装着する必要はあるでしょうか？
宜しくお願いします。

boncrajuさん

ご質問ありがとうございます！
ご質問のケースは、13本以内でスタートしているので、シャフトを交換したクラブが14本目と考えれば規則4.1a(3)の性能特性を変えることの違反にはならないかもしれませんが、規則4.1b(4)で定めている追加クラブを組み立てる際の制限に引っかかるため、罰を受けることになると思います。規則4.1b(4)では、組み立てたクラブを追加する際に、その部品はプレーヤーのために持ち運ばれているものであってはならない、としています。この規則の意図は、追加用に予め持ち運んでいるような物は使用してはいけない、ということで、仮にこの制限がない場合、いくつもの部品を持ち運び、クラブを追加できるように13本以下でスタートし、途中でコースの状況によって、例えば地面が湿っているから高い球を打つセッティングにしよう、といったことが可能になってしまうので、そのようなことを制限するための規則かと思います。ご質問のケースでは、シャフトを持ち運んでいたのなら当然4.1b(4)に該当しますし、クラブとして使用していたヘッドについても「持ち運んでいた部品」にも該当することになるかと思います。

2021.12.20回答　Mr.golfbaka