rockpine

Q&A固くて抜けないペナルティエリアの杭

2点、質問させてください。
(1)レッドペナルティエリアのそばにボールが行きました(セーフ、です)。次、打とうとすると、スイングする際、杭が邪魔なので抜こうとしましたが、固くて抜けませんでした。どのような扱いになりますか。また、ボールがレッドペナルティエリアの中に入っている場合、スイングする際、杭に当たるのですが、その杭は抜けますか? そして、抜けるとの事でしたら、その杭が固くて抜けない時、どのような扱いになりますか?
(2)グリーン回りで、アプローチする時、ボールの手前5cmをザックリ!して、ボールが前へ10cm程、動きました。 次、打とうとすると、そのザックリで盛り上がっている土がスイングにジャマなのでボール後ろのその盛り上がった箇所を足で踏んで、均しても良いですか?
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いします。
ダイグウさん
ご質問ありがとうございます!
(1)
一般的にペナルティエリアのために使用している杭は抜けるものが多いと思いますが、簡単に抜けない場合で競技委員会が「動かせる障害物」としては定めていない場合、規則書の言葉通り、『不合理な努力なしには、またはその障害物やコースを壊さずには動かすことができない』のであれば、その杭は動かせない障害物として扱うことになりますが、まずは、その杭がどちらなのかを明確にすることが重要です。競技であれば競技委員に確認した方が良いでしょう。
その杭が「動かせる障害物」の場合、球がペナルティエリアにあるかどうかは関係なく、その杭を抜くことができます。一人で抜けなければ他の人の力を借りても問題ありません。
その杭が「動かせない障害物」の場合、球がジェネラルエリアにあり、スイングやスタンスの邪魔になるのなら罰なしの救済を受けることができます(規則16.1)。球がペナルティエリアにある場合は罰なしの救済は受けられないので、そのままプレーするか、それが不可能ならペナルティエリアの1罰打での救済を受けるしかありません。

(2)
足で均した場合、スイング区域の改善で2罰打を受けることになります。自分の球が止まった後に、他のプレーヤーによって悪化された場合は直すことができますが、ご質問のケースでは直すことはできません。もちろん、プレーに関係ないほど離れた場所のものであれば直すことはできます。ちなみに、規則では球の直前または直後にクラブを置くことを認めています(バンカー以外)。これはクラブ自体の重さだけで置くことを意味していますが、球の直後にクラブの重みだけで置いた結果、盛り上がりを改善することになっても違反とはならない、というわけです。
2021.12.10回答 Mr.golfbaka
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