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Q&Aグリーン上でプレーした球が小さなアマガエルに当たる

以前のQ&Aでグリーン上でストロークした球がカエルに当たった場合の処置についてご教示願います。確かに定義ではカエルは動物ですが、ミミズや簡単に取り除ける類似の動物はルースインペディメントと定義されています。カエルの種類にもよりますが、小さなアマガエルの場合もそのストロークを取り消してやり直すことになるのでしょうか? ルースインペディメントに定義される動物の区分けの基準があればご教示ください。
boncrajuさん
ご質問ありがとうございます!
まず、ルースインペディメントに分類される生き物ですが、規則書の内容からすると無脊椎動物の中でも簡単に取り除ける小さな生き物が該当すると考えて良いでしょう。インターネットの情報を参考にすると、『無顎類、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類以外の動物』だそうです。具体的にはミミズ、ナメクジ、昆虫、イカ等です。大きなイカは簡単には取り除けないでしょうからルースインペディメントとはならなそうですが、それも生きていればの話で、死んでいれば大きなイカもルースインペディメントです。このように分類すると、カエルは両生類なのでルースインペディメントではない、ということになります。
次に定義「動物」ですが、これは人間以外の生き物全てとなっています。つまり、ミミズは「動物」でもあり「ルースインペディメント」でもある、というわけです。グリーン上からプレーした球がグリーン上のミミズに当たった場合、規則11.1b例外2により、ストロークはカウントせず再プレーしなければなりません。この規則11.1b例外2は、その動物がルースインペディメントに分類されるかどうかは問わないので、小さなアマガエルであろうとミミズであろうと同じく再プレーというわけです。
今年の1月に追加されたローカルルールひな形D-7(JGA・ゴルフ規則の詳説/ローカルルールD-7参照)を採用した場合は、ルースインペディメントに該当する生き物に当たっても罰なしでそのままとなりますので、先述したような分類が必要になります。
2021.11.02回答 Mr.golfbaka
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