rockpine

Q&A池に球が入った場合の処置

御多忙中恐縮ですが、下記の疑問にお答え頂けますでしょうか。
1.池にボールがはまった時
イ)手前から入った場合、球が横切った所を基点として2クラブレングス内にドロップするか、後方に戻り1クラブレングス内にドロップし、1打罰でプレイできるとの事ですが、又はPINと横切った点を結ぶ線上でドロップできるとのことです。もし、PINとの線上に、山等の障害物がある場合は、前者の後方に戻る方を選ぶことが可能ですか? イエローPAの場合は、PINと結ぶ方法しか、できないとのことです。池がRED PAだと2つのどちらかを選べるということでしょうか?
ロ)イエローPAとRED PAの設定のどのような理由で色が変えられているのですか?
ハ)池を球が超えて土手にあたり、池に入ったばあいは、そこにドロップするか、池の手前に戻りプレイスして1打罰でプレイできるのですか?
ご解説よろしくお願い申し上げます。
マツモトヨシヒロさん
ご質問ありがとうございます!
池に球が入った場合の処置を以下にまとめてみたいと思います。ちなみに、厳密にはペナルティエリアに球が入った場合、ということであり、その際の基点として使用する「最後に横切った場所」というのは、大抵の場合、線か杭で定められたペナルティエリアの境界を最後に横切った場所ということになります。

【ペナルティエリアの処置(1罰打)】
1.前回プレーした場所からプレー
2.ホールと「最後に横切った場所」を結んだ線の後方線上に基点を決めて、そこから1クラブの範囲にドロップ(ただし基点もドロップ範囲もそのペナルティエリア以外の場所)
3.レッドペナルティエリアのみ「最後に横切った場所」からホールに近づかない2クラブの範囲(ただしそのペナルティエリア以外の場所)にドロップ

となります。1と2はイエローペナルティエリア・レッドペナルティエリア共通、3はレッドペナルティエリアのみの処置となります。つまり、レッドペナルティエリアの方が選択肢が多いということです。池を越えてグリーン側から球が戻ってきてその際に境界を横切ってペナルティエリアに入った場合、そこがレッドペナルティエリアなら、最後に横切った場所から2クラブレングス以内でホールに近づかない、かつレッドペナルティエリアの外側という場所があれば、その場所にドロップすることができます(つまりグリーン側にドロップすることができます)。イエローペナルティエリアの場合は池の後方での処置か、前回プレーした場所から打ち直すしかない、ということになります。「最後に横切った場所」を基点として後方線上の救済やラテラル救済(2クラブレングスの救済)を受ける場合は必ずドロップですが、前回プレーした場所からプレーする場合は、そこがティーイングエリアならドロップする必要はありません(ティーアップも可)。
ちなみにイエローペナルティエリアとレッドペナルティエリアの設定は、ゴルフ場、あるいは競技委員会の決めることですが、池越えのチャレンジを成功させることをプレーヤーに求める場合にはイエローペナルティエリアとして設定する、といった考え方があるものと思います。
2021.10.28回答 Mr.golfbaka
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