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Q&Aラフでボールの手前にクラブを置くこと

プレショットルーティンの動作について質問です。よろしくお願いします。
ボールを飛球線後方から見た後、ボールの手前(ボールの飛球線後方側)を一旦クラブのソールで押さえ、それからまわりこんでスタンスに入り、あらためてまたクラブをソールしてアドレスをするひとがいるのですが、ラフの時など軽く押さえたとしても若干はスイング区域を変えたことになる気がします。アドレスのときソールするのはokだと思います。質問したいのはプレショットルーティンの動きのなかでやっている動作についてです。またその際、草などを押さえることによってできた痕跡をプレーの線の目安にしてアドレスに入っているならば2罰打にもなるのでは?
いつちさん
ご質問ありがとうございます!
ひとつ前のご質問と内容がやや被りましたが、規則では、球の直前や直後にクラブを軽く置くことを認めています(規則8.1b(4))。「軽く置く」とはクラブ自身の重みだけで止まる程度のことを意味しています。その範囲でクラブを置くことによってライが変えられても問題はありません。規則では『ストロークの準備をしているときやストロークを行っているとき』としていますが、規則の解釈8.1b/2の中でバンカー内でスタンスを何度も取り直すことを認めていることから、プレショットルーティンもストロークの準備の内と考えて良いと思います。
というわけで、ご質問内容については、プレーヤーが球の直前または直後に、クラブの重みだけで置いたのなら罰はない、ということになります。クラブの重み以上に手で押し付けたり、直前や直後とは言えない(例えば5cmも離れていた)場所に置いてライやスイング区域を変えていたのなら、罰を受けることになります。また、ラフで球の直前や直後にクラブを置く場合、それによって球が動いたら罰を受けますので(規則9.4、1罰打でプレース)、そのリスクは背負うことになります。
2021.09.21回答 Mr.golfbaka
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