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Q&Aレッドペナルティエリアの砂地

2021/9/11 JLPGA【日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯】静ヒルズカントリークラブ TV中継を見ていたら14番ホール池と接するバンカー内に赤ラインが引かれていました。赤ラインの内側(池側)砂地はバンカーではなくレッドペナルティーエリアになると思います。その場合ボールの後ろの砂にクラブヘッドが触れることは可能になるのでしょうか。何かおかしな気もしますがルール上問題ないのでしょうか?
好也厭離さん
ご質問ありがとうございます!
ゴルフ規則では、バンカー以外の場所では、球の直前や直後にクラブを軽く置くことが認められています。「軽く置く」というのはクラブの重さ、つまり重力のみでクラブが止まる程度のことです。重力によってクラブを置くこと以上の事(手の力で押し付けるなど)をしなければ、クラブを軽く置くことだけによってライやスイング区域が変わることも認められている、ということです。例えば、深いラフに球があり、その球の直前に重力で沈む範囲でクラブを置いた結果、芝が寝ることによってライが良くなる場合もありますが、それは認められているわけです。ただし、このような場合、それによって球が動くと罰を受けることになりますので慎重な行動が要求されますが。
砂の場合も同じで、バンカー内の場合は球の直前直後にクラブで触れることを禁止していますが、ペナルティエリア内では禁止されていませんので、クラブを軽く置くことが可能です。場合によってはプレーヤーにとって有利に働く可能性もありますが、赤線をできるだけ水域近くに引けばその問題は少なくなると思います。
2021.09.21回答 Mr.golfbaka
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