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Q&Aスイング中にティーから球が落ちたのでスイングを止めようとした場合

いつも解説ありがとうございます。
ティーアップした球が、スイング途中にティーから落下した時について解説をお願いします。
そのまま打った時は、インプレーであるがままだと思いますが、

・球に当たらずに空振りした時は?
・スイングを止めようとしたが、球に当たってしまった時は?
・スイングを止めようとした、あるいは球に当たらないように軌道を変えてスイングした結果、空振りした時は?

どのような判断になりますか? 宜しくお願いします。
加藤さん
ご質問ありがとうございます!
スイングを止めようとした時に、どのような場合に止めたこととして扱われるか、といったところが問題となるわけですが、以下の場合はストロークを止めたものとして扱われます。

・ダウンスイングを途中で止める
・ダウンスイングを途中で止めることができなかった場合に、軌道を変えて球に当てないようにする

というわけで「球に当たらず空振りした」は単純に空振りなので1打となり、球はインプレーとなります。しかし、その転がり落ちた球がティーイングエリア内にあれば罰なしで再ティーアップ可能です。この場合、次打が2打目となります。「スイングを止めようとしたが当たってしまった場合」は、ストロークを止めることができなかったので1打をプレーしたことになります。打たれた球はインプレーとなります。最後の「スイングを止めようとした、あるいは球に当たらないように軌道を変えてスイングした結果、空振りした時は?」は、ストロークを止めたことになりますので、そのホールの1打目はまだプレーしていないことになります。
このような「ストロークを止めたかどうか?」という判断については、ティーショットに限らずどこからプレーする場合も同様です。ちなみに、ティーから球が落ちている時にストロークすることや、ティーから落ちた球にについてストロークすることについては、規則6.2b(5)で定めているように、特に罰はなく(規則10.1dの動いている球をプレーすることに対する罰はない)、1ストロークとしてカウントします。
2021.08.09回答 Mr.golfbaka
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