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Q&Aバンカーの壁に球がくい込んだ場合

バンカーショットがトップし、バンカーの壁に球が完全に食い込んでしまいました。球が見えなくなるくらいに、芝の直下土との間くらいに。JGA規則 図12.1にあるようにバンカーの壁はバンカー内ではなくジェネラルエリアであるので規則16.3aに従った救済は可能でしょうか? 16.3a(1)の例外は「砂に食い込んだ」場合と「食い込んだ以外の障害で打てない」場合と思います。どちらも当てはまらないように思えなくもありません。狭いながらも救済のエリアは存在したので救済は受けられるのでしょうか? それとも明らかに打てないので規則19.2のアンプレしかないのでしょうか?

16.3 Embedded Ball
a When Relief Is Allowed
(1) Ball Must Be Embedded in General Area.
Exceptions
When the ball is embedded in sand in a part of the general area that is not cut to fairway height or less
球がフェアウェイの長さかそれ以下に刈っていないジェネラルエリアの一部の砂の中にくい込んでいる場合
When interference by anything other than the ball being embedded makes the stroke clearly unreasonable (for example, when a player is unable to make a stroke because of where the ball lies in a bush)
球がくい込んでいること以外の障害があることによりストロークを行うことが明らかに不合理な場合(例えば、球がブッシュの中にあるためストロークを行うことができない)
好也厭離さん
ご質問ありがとうございます!
バンカーの壁は、大抵の場合、土でできています。救済を認めない例外の「砂」はおそらくウエストエリアのような状況での救済を認めないのが主な目的かと思いますので、バンカーの壁は基本的には該当しない、ということで良いと思います。また、バンカーの壁に球がある場合、それ以外の障害があるという状況はあまりないと思います。つまり、規則16.3の救済の対象となるので救済エリアがあれば救済を受けることができます(救済エリアがない、またはドロップできない場合は罰なしの救済不可)。
もし、壁にくい込むことでアンフェアな状況が起きやすいコースなら、バンカーの壁にくい込んだ球については救済を認めない、といったローカルルールを出せば良いでしょう。このローカルルールはオフィシャルガイドのローカルルールひな形F2に載っていますが、そのことが、ローカルルールが無ければバンカーの壁にくい込んだ球は救済の対象になることを表しています。
2021.07.07回答 Mr.golfbaka
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