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Q&A左打ちで構えて救済を受けることについて

「右打ち」救済→「左打ち」救済→「右打ちに戻して打つ」場合
スタンスを取る場所に木があり、打ちづらいので、左打ちにして打つことにしました。(ボールは木の根の間に挟まっていてプレーすることが不可能な場合ではなく、明らかに不合理な場合ではありません。)すると、左打ちにスタンスを取ったら、今度はスタンスがマンホールにかかるので、救済を受け、ドロップしたところ、右打ちでもプレーできる(最初の右打ち時の木を避けてスタンス取れる)場所に球が止まりましたので、右打ちに戻して打ちました。このケース、問題ありませんか?

このホームページQ&Aの
2021.05.25 左打ちで救済を受けた後、右打ちで構えるとスタンスがカート道にかかる
2021.06.02 「左打ちで救済を受けた後、右打ちで構えるとスタンスがカート道にかかる」について
2021.06.03 左打ちしようとするとカート道にスタンスがかかる
を読ませて頂きました。
右打ちが厳しい(打ちづらい)ので、左打ちすることが合理的と考えられる状況として、「右打ち」から「左打ち」にして救済を受け、再び「右打ち」に戻して打つ事は、ラッキー救済でOKでしょうか?救済を受けた後は新しい状況となり、その新しい状況に応じたストロークを行うことが出来るのであれば、構えを変える事自体、問題はないのでしょうか? 右打ちから左打ちに構えを変えて、救済利用、という事がどうもスッキリしません。
左用クラブを持っているのか(もちろん、右用クラブで左打ちするのもアリでしょう。)、事前の素振りスイングを見ても、明らかに違和感のあるスイング。「右打ち」から「打ちもしない(打てもしない)左打ち」に構えて救済を受け、再び、「右打ち」にすれば、打ちやすいライ・スタンスにセット出来ることを計算した上での一連の行為のように思える場合があります。打ちもしない左打ち、打とうとするフリだけする(「右用のクラブで左スイングでも打てる!左で打つ予定だった!」言い返す人もいるでしょうが。)のは、“不合理なプレーの方法を選択”しているように思います。
ゴルファーは皆、誠実であり、善意の人であって欲しいものです。悪いライ、スタンスからの救済を受ける為、実際に打つはずもない左打ちの構えで救済を受けているのでは? と思える場合は、どのような扱いになるのでしょうか? 結局のところ、プレーヤー自身の誠実さの問題でしょうか?
シブヤさん
ご質問ありがとうございます!
左打ちが「明らかに不合理ではない」とするには、プレーヤーの技量なども考慮すべき要素となります。ゴルフを始めたばかりの人なら難しいでしょうが、数年やっていて競技などにも出るような方なら、右打ち用クラブのトゥー側を球の方に向けてプレーすることもできる人は多いかと思います。実際に私も左打ちは何度か行った記憶があります(競技でも)。ですから左打ちをすることについて否定的な考えを持つ必要はないと思いますが、それ以上に右打ちでプレーできる可能性があるかどうかを考える必要はあるかと思います。例えば、木の右側手前に球が止まりました。左打ちなら普通にストロークはできますが、右打ちの場合、インパクト直後にクラブを止めなければクラブが木に当たるような状況です。このような状況なら慣れない左打ちで数十ヤード前に進むより、右打ちでインパクトでクラブを止めた方が距離を稼げるので右打ちを選択するかもしれません。しかしこの場合クラブの破損のリスクも生じるので左打ちも不合理ではない、と考えられるかもしれません。また、木と球の間に50cm位のスペースがあれば何とか右打ちでプレーすることも可能でしょうから、そうなると「左打ちはしませんよね」といったことになるかもしれません。
とはいえ知らない人と同じ組で回るときは、その人の技量が分からない内は判断のしようがないので、シブヤさんがお考えのように、本当はできもしないのに左打ちのふりをし救済を受ける、ということも出来ないことはない、ということになりますが、それはしないのが前提ですし、他のプレーヤーが判断することでもありません。
2021.06.20回答 Mr.golfbaka
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