rockpine

Q&Aペナルティエリアの処置

(1)ボールが飛びこんだ辺りがペナルティエリアに近いところでした。これは完全にペナルティだと判断し、救済に基づいて違うボールをドロップしました。しかし、探し始めて3分以内、同伴競技者より「こっちにある!」と声が上がりました。同伴競技者に見つけもらったボールを打っても罰打は無いでしょうか?

(2)ボールがペナルティエリアに飛び込み、ボール半分くらい水に浸かっていました。打つのは厳しいと思い、救済に基づいて、違うボールをドロップしました。そのドロップしたボールを打とうとしましたが、罰打がイヤと気が変わって、ペナルティエリア内の水に浸かったボールを打つことにしました。このボールを打っても罰打は無いでしょうか?
のんさん
ご質問ありがとうございます!
(1)は『完全にペナルティエリア』(色々な状況を考慮して95%以上の可能性がある)と判断できた上でペナルティエリアの処置をしてドロップしたのなら、そのドロップした球は正しくインプレーとなるので、最初の球はもはやプレーすることはできなくなります。このような状況で最初の球をプレーすると誤球の違反となります。ペナルティエリアの処置でドロップした球をプレーしていかなければなりません。
95%以上の可能性がないにもかかわらずペナルティエリアの処置のつもりでドロップした場合、それは誤って別の球をドロップしていることになります。その後で捜索時間内に最初の球が見つかれば誤りを訂正することができるので(規則14.5a)、この場合は最初の球をプレーすることができます。最初の球が見つからず、誤ってドロップした球をプレーすると、紛失によるストロークと距離の罰(1罰打)+誤所からのプレー(2罰打)の計3罰打を受けることになります。さらに誤所からのプレーの重大な違反の可能性も生じてきます。

(2)は、ペナルティエリアの処置をした時点で、その球がインプレーとなりますので、水の中の球をプレーすると誤球の違反となります。
2021.06.11回答 Mr.golfbaka
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