rockpine

Q&A「左打ちで救済を受けた後、右打ちで構えるとスタンスがカート道にかかる」について

Q&A左打ちで救済を受けた後、右打ちで構えるとスタンスがカート道にかかる
についてです。
基本的な事でしたらすみません。このような救済は、左打ちも選択肢にしなくてはいなくないのですか?
まささん
ご質問ありがとうございます!
カート道などの動かせない障害物(異常なコース状態)からの罰なしの救済は、球がその障害にあるか、または意図するスイング区域やスタンス区域が障害となる場合に受けることができます(グリーン上の場合はプレーの線も)。意図するスイング区域やスタンス区域とは、「その障害が無かったらとるであろう次のストロークの方法に関してのスイング区域やスタンス区域」のことです。救済を受けた後に障害が残っているかどうかの判断も、その意図するスイング区域やスタンス区域で考えなければなりません。左打ちで救済を受けたのなら、同じように左打ちでプレーしようとした時に障害が残っていなければ、その他の条件(ニアレストポイントよりホールに近づかない等)も満たしているとして、球は正しい救済エリアにあることになります。つまり、球は正しく救済を終えてインプレーになっている状態です。その球について右打ちでプレーできるようになったので右打ちでプレーすることは何も問題なく、右打ちで構えた時にカート道が障害となる場合、新たな事態が生じたことになります。ですので、プレーヤーは救済を受けても良いし、受けずにそのままプレーしても良い、ということになります。
左打ちと右打ち、といった打ち方だけでなく、クラブ選択についても同様のことが言えます。例えば・・・
『残り200ヤードのカート道に球が止まりました。プレーヤーにとって5Wでグリーンを狙える距離ですが、目の前に木がありグリーン方向は狙えないので、とりあえずフェアウエイに出すためにPWを持ちました。プレーヤーはPWを持って斜め前方のフェアウエイに出す構えに対しカート道からの救済を受けドロップしました。救済を終えた後にPWを持って構えるとカート道はスタンスにもかからず正しく救済を終えていましたが、前方の木が邪魔にならない場所となったので5Wを持ってグリーン方向を狙って構えるとスタンスがカート道にかかりました。』
このケースでは救済を受けたときのプレーの方法やクラブとは異なる状況でカート道にスタンスがかかったので、新たに障害が生じたことになります。プレーヤーはそのまま(スタンスがカート道にかかったまま)5Wでプレーしても良いし、新たに救済を受けても良い、ということになります。
2021.06.02回答 Mr.golfbaka
ページトップへ戻る