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Q&Aペナルティエリアからの救済エリアが全てカート道になる場合

カート道の直ぐ右側にレッドペナルティエリアがあり、ボールがカート道方向からペナルティエリアに入りました。この場合にペナルティエリアを横切った地点から2クラブレングス以内の救済を受けようとした場合に、その救済可能なエリアは全てカート道上という事になる場合、まずはボールをカート道上でドロップしてからカートからの救済の処置を受ける必要がありますか? おそらくボールは跳ねて救済可能エリア外に転がるので、とりあえず2回実施してボールの落ちた位置を特定してから、カート道の救済処置が必要ですか? ボールが傷つく可能性のあるカート道上でのドロップをせずに、ペナルティエリアの救済とカート道からの救済の2段階の救済を同時に受ける事は出来ないのでしょうか?
きもぴさん
ご質問ありがとうございます!
結論から申し上げますと、ペナルティエリアの救済とカート道の救済を同時に受けることはできません。何故ならペナルティエリアの救済によって球がどこに止まるのかは、救済を受けてみなければ分からないからです。ご質問のケースでは、カート道にドロップすることで球が跳ねて救済エリアから出る可能性が高いかもしれません。ということは再ドロップしても救済エリアの外に行く可能性も高い、ということです。もしそうなったら再ドロップの時に最初に地面に落ちた箇所にプレースするわけですが、カート道に傾斜があればその場所に球がとどまらず、規則14.2eに従って、ホールに近づかず球が止まる場所で元の場所(再ドロップ時に最初に地面に落ちた場所)に最も近い場所に球をプレースすることになるかもしれません。このように正しい手続きを踏み正しくインプレーの状態になった球の場所が、次のカート道からの救済のニアレストポイントを決める上で必要になります。ですので、それらの手続きを省略してしまうことはできない、ということですね。
2021.05.28回答 Mr.golfbaka
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