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Q&Aペナルティエリアからの救済がカート道にかかる場合

レッドペナルティーエリアからの救済で2クラブレングス内にカート道がある。レッドペナルティーエリアとカート道路の間にはドロップするスペースはある。この場合2クラブの位置、すなわちカート道にドロップする前提でカート道からの救済を受けフェアーウェイに近いエリアにドロップ出来るか。ピンに向かって左に池、その右にカート道、その右がフェアーウェイ、プレーヤーは右打ちです。
Edosumidaさん
ご質問ありがとうございます!
ペナルティエリアの救済の手順を省き、カート道からの救済を受ける、ということかと思いますが、それは認められません。ペナルティエリアの救済を受けると、カート道が障害となることが明らかな場合でも、ペナルティエリアの救済の手順を省くことはできません。ペナルティエリアの救済は後方線上の救済なら1クラブレングス、ラテラル救済なら2クラブレングスの救済エリアがあり、そのどこに球が止まるのかはドロップしてみなければ分からないからです。ゴルフというスポーツが、完全に整備されたまっ平らな場所で行うスポーツなら、おそらくドロップというルールもなかったと思うのですが、実際は自然の様々な地形の場所で行われます。ドロップした球がどこに止まるかはドロップしてみなければ分かりません。規則は「ドロップ』について球が止まる場所の『偶然性』を求めています。ご質問のような状況の場合、ペナルティエリアからの救済エリアの中のどこに止まったかによって、次にカート道から救済を受ける際のニアレストポイントと救済エリアも決まってきます。ペナルティエリアの救済を省いて、カート道からの救済を受ける際のニアレストポイントと救済エリアを決めることは不可能、ということなのです。
2021.05.19回答 Mr.golfbaka
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