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Q&Aグリーン側からペナルティエリアに入った場合の処置

池越えのショートホールで打ったボールがグリーン側の対岸のほぼ中央に落ちた後転がって池に落ちた場合の(そこはレッドペナルティエイリア)救済ですが、基点を決めてそこから2クラブ内に救済エイリアを決める規則だと了解してます。当基点とボールを結ぶ線はほぼ直角でその基点の後ろ側は池となり、実質的に救済エイリアは設定できないので対岸側でのドロップは不可となり池の手前に救済エイリアを設けることと理解してますが良いのでしょうか。又その池の上部の右はずれに落ちて池に入った場合には基点から左側は池となりますので救済エイリアは右側のみとなりますが、その時でもその基点から右側2クラブか又はその半分の1クラブかも教えてください。
宜しくお願い致します。
ゴルフ好きの邦さん
ご質問ありがとうございます!
まず、基点についてですが、球が最後にペナルティエリアの境界を横切った場所となります。ペナルティエリアの境界は一般的に線または杭で定められています。池の水がある場所は関係なく、線あるいは杭で定められるので、ご質問のようなショートホールでグリーン側から戻って池に入った場合、グリーン側の境界を越えてから戻った場合と、境界を越えずに戻った場合とが考えられます。グリーン側の境界を越えていない場合、最後に境界を横切ったのはティーイングエリア側となり、そこが後方線上やラテラル救済を受ける際の基点となります(厳密には後方線上の場合は基点ではなく基点を決めるためのポイント)。
グリーン側の境界を越え、グリーン近くのジェネラルエリアに落ちてから戻ってペナルティエリアに入った場合、後方線上やラテラル救済の基点はグリーン側となります。このような場合、大抵はグリーン側でラテラル救済を受けることが可能ですが、ペナルティエリアの形状によってはホールに近づかない範囲が無くラテラル救済を受けることができない、ということもあり得ます。 ラテラル救済を受けることができるかどうかは下のイラストをご参照ください。

下のイラストで、球Aはグリーン側でラテラル救済を受けられる状況です。球Bは最後に境界を横切ったのがティーイングエリア側となるので、グリーン側で救済を受けることはできません。

次のイラストはグリーン側に基点はあるものの、「そこから2クラブレングス以内でホールに近づかない範囲でそのペナルティエリア外の場所」というのが無いケースです。このような場合はラテラル救済を受けることはできません。


2クラブレングスか1クラブレングスか、という話ですが、後方線上の救済は1クラブレングス、ラテラル救済の場合は2クラブレングスとなります(救済方法については規則19を参照ください)。

※イラスト雑でスミマセン
2021.05.14回答 Mr.golfbaka
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