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Q&Aハーフの待ち時間のパター練習で道具を使う

ある競技での裁定について教えて下さい。前半のハーフ終了後、後半のハーフまで時間があったためプレーヤー4人が練習グリーンでパター練習をしました。当然その競技ではハーフ終了後の練習グリーンでの練習は禁止していません。プレーヤーAはグリーン上にティーを刺してそこを目標にパター練習しました。プレーヤーBは自分の別の球に向けてパター練習。プレーヤーCはアラインメント棒を置いてスタンスを決めてパター練習。プレーヤーDはグリーン上に鏡を置き、目と肩の位置をチェックしながらパター練習。A、B、C、D全て規則4.3aの違反になりますか?
宜しくお願い致します
規則書ラブさん
ご質問ありがとうございます!
AとBは問題なし、Cは明らかに違反、Dが微妙なところですが、私が競技委員で裁定することになったら違反とするかもしれません。
今の規則と2018年までの規則で、用具に関しての規則はさほど変わっていないと思いますが、旧規則では『人工の機器と異常な携帯品、携帯品の異常な使用』としており、「異常な携帯品」(通常のゴルフには不必要な物)をプレーの援助となるよう使用したり、「異常な使用」(通常のゴルフの持ち物だが本来の使い方とは違う使い方をする)をスコアをカウントするストローク中にすると違反になるよう定めていました。今の規則書はもう少しシンプルな内容で、いくつかの例が載っているのですが、例にないケースでは旧規則より考える必要があるという点ではやっかいかもしれません。
話は逸れてしまいましたが一つずつ見ていくと、AとBは、通常のゴルフに必要な一般的な持ち物であるティーとボールを使用しており、その使い方も通常のパッティング練習以上となるような特殊なことはしていないので問題なし、Cはゴルフ練習器具の類のものを使用していますので4.3a(6)を参考にすれば明らかに違反となります。そしてDですが、鏡は通常ラウンドには不要なものです。それを目と肩の位置のチェックのために使用したとなると、練習器具と同じような扱いにすべきなのではないかと思うので、私なら4.3の違反として扱うかもしれない、といったところになります。
2021.04.20回答 Mr.golfbaka
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