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Q&A1ペナの境界を越えてOBに止まった球

あるコースではほとんどのホールに1ペナ杭が設置され、1ペナ杭をホールの境界とするような作りになっています。ですので、月例などの競技においても1ペナ杭は1ペナとして処置することになっています。そこで質問なんですが、競技中に打ったボールが1ペナ杭を越えて隣のホールのさらに奥のOB杭も越えてとまりました。この場合の処置として
(1)1ペナでセパレートされているので、1ペナを越えた時点で1ペナ扱い。
(2)最終的にOB杭を越えているのでOB扱い。
(1)、(2)どちらかの処置かと思いますが、どちらが正解ですか。ちなみに、ゴルフ場のローカルルールなどにどちらを優先するかなどの表記はありません。
回答よろしくお願いします。
タイガーさん
ご質問ありがとうございます!
ご質問にあるような1ペナ杭は、ゴルフ規則では扱っていないものとなりますので、どちらが正解か私が判断することはできませんが、率直な意見としては、月例などの競技での使用はやめた方がよい、といったところです。ゴルフ規則では、基本的には球がどこにあるか、で処置などが決まります。ペナルティエリア内ならペナルティエリアの処置、OBならOBの球として扱いますので、その観点からするとご質問の状況はOBとすべきです。ローカルルールで、1ペナではなく『ラインOB』を定めていれば話は簡単です。ラインOBとは、例えばコースの端に5番のショートホールがあり、その隣にドッグレッグの6番ロングホールがあり、6番のプレー時にショートカットのルートとして5番ホールが使える可能性がある場合、5番と6番を区切るように境界を設け、6番からプレーした球がその境界を越えて5番に行った場合にはOBとする、というようなローカルルールです。1ペナはペナルティエリアのように区域にしておかないとご質問のような問題が生じてしまいます。
ご質問のような1ペナ杭はプレーの進行上のためですので、ゴルフ場側がプライベートゴルフの方向けのルールとして設定しておくだけなら仕方ないとも思いますが、その場合、1ペナ杭で定めた境界を横切って外に行った場合、球をあるがままプレーしても良いし、1ペナで処置しても良い、といったようにしておけば良いかもしれません。かなり甘いルールとなりますので競技では使用しないようにすべきです。
2021.04.13回答 Mr.golfbaka
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