rockpine

Q&A防球ネットにスイングがかかる

木の根に球が止まっている状況にありました。打ちたい方向が決まったのですが、スイングすると後方に防球ネット(コース上にありアウトオブバウンズではない)があり、クラブが当たります。またスタンスはカート道路にかかってしまいます。
※上記にあるクラブ、スタンスやスイングの種類、プレーの方向はいずれもその状況下で明らかに不合理でないとします
この場合は、規則16.1による救済が認められると考えてよろしいのでしょうか? 教えて下さい。
よろしくお願いします。
ぼーいさん
ご質問ありがとうございます!
木の根に球があってもプレーすることが可能な場合もあります。プレーしようとしていることや、プレーの方向やスイングの方法などがその状況下で合理的と言えるのなら規則16.1の救済を受けることができる、ということで良いと思います。この手の問題を考える時は「障害が無かったらどのようにプレーしますか?」ということを投げかけてみることです。木の根の上にあっても、球が乗っているだけなら打つことは可能な場合もあります。しかし、フルショットはできないかもしれないし、横に出すだけのショットになるかもしれません。または、周囲の木が邪魔で超低弾道で打ちたい場面かもしれませんし、スライスをかけてフェアウエイに戻したい場面かもしれません。といったように障害は関係なしで考えた次のショットに対して障害が生じるのなら、救済を受けることができる、ということになります。木の根の間に挟まっていてプレーすることが不可能な場合は、障害は関係なしで考えたとしてもプレー不可能なわけですから、その球に対して構えてスタンスがかかるから、という理由で救済を受けることは認められません。
カート道も同様ですが、複数の障害がある場合、同時に両方の障害を避けることを考慮することは基本的にはできません。まずは、どちらか一方の障害に関して救済を受け、その後でもう一つの障害が残っていて救済を受けたいのであれば、あらたに救済を受ける、という流れになります。
2つの障害のループが生じてしまうような場合は、例外的に両方の障害を考慮して救済を受けることができます。例えば、障害Aによる救済を受けた→障害Bによる障害が生じ救済を受けた→最初の場所と同じような場所に球が行き再びAの障害が生じ再度救済を受けるとBの障害のある場所に行く、というような場合です。
2021.02.15回答 Mr.golfbaka
ページトップへ戻る