rockpine

Q&A木の根にあるボールを移動してプレーした

木の根にあるボールをクラブで移動をしてプレーを継続した場合の裁定を教えてください。
仙人さん
ご質問ありがとうございます!
プライベートのエンジョイゴルフなら、6インチプレースOKとしてやっている方も多いかもしれませんが、それはさておき、木の根に球がある場合、プレーヤーはそのままプレーするか、それが難しければアンプレヤブルの処置をとることができます。アンプレヤブルの処置は、球の位置から2クラブレングスでホールに近づかない範囲、または球の後方で基点を決めてそこから1クラブレングスでホールに近づかない範囲にドロップします(1罰打)。ご質問のケースが、もし適切にアンプレヤブルの処置をしてプレーしたのであれば1罰打を追加すれば良いだけですが、クラブで移動したとのことですので、ドロップはしていないということかと思います。そうなると、アンプレヤブルの処置をしたとは考えにくいので、インプレーの球を動かし、その球をリプレースせずに誤所からプレーしたことにより2罰打を受けることになります(この場合、球を動かした1罰打は無くなり誤所からのプレーの2罰打のみとなる)。さらに、木の根の上にあり、打ちづらい状況だったものが打ちやすい場所に移動してプレーしたとなれば、誤所からのプレーの重大な違反とみなされる可能性は高くなります(違反が重大かどうかは競技であれば競技委員会の決定事項)。そうなると、2罰打を受け木の根に戻した状態からプレーし直さなければ、競技では失格となります。
もし、プレーヤーがアンプレヤブルの1罰打を受けてプレーする意図を持ち、正しい救済エリアの中にクラブで移動してプレーしたのなら、アンプレヤブルの1罰打と、ドロップすべきところプレースしてプレーしたことによる一般の罰(2罰打・規則14.3b(3))により計3罰打を受けることになります。
2021.02.01回答 Mr.golfbaka
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