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Q&Aローカルルールの方針とは?

「認められないローカルルール」について質問いたします。規則によるとローカルルールは「セクション8、ローカルルールひな型に示されている方針と一致しなければならない」とあります。この「方針と一致」とは、規則書に掲載されているローカルルールの事例になければいけないということでしょうか。解釈をよろしくお願いいたします。また、各クラブの独特のコース状況などもあり、規則の基本に違反するものでなければ、独自の内容で制定可と思っていますが、いかがでしょうか。
ささいたさん
ご質問ありがとうございます!
決して、事例になければならない、ということではないと思いますが、「方針と一致」という言葉は、ゴルフ規則の考え方と捉えても良いかと思います。私の知る限りでは、ゴルフ規則は不当に有利にしたり不利にしたり、あるいはゴルフ規則の根本を変えてしまうような規則は認められない、といった考え方になるかと思います。例えば、前進4打は認められないローカルルールの代表格とも言えるルールですが、このルールはプレーヤーがそこまで到達していないにもかかわらず、前進ティーからプレーできてしまうという、プレーヤーにとってかなり有利になり得るルールです。チョロって20ヤード先のOBに球が行ったプレーヤーが200ヤード先から打てることもあり得るわけです。2019年の新ローカルルールである「ストロークと距離に代わる選択肢」は、プライベートゴルフや仲間内のコンペなどに適しており、競技会での使用は妥当ではないとしていますが、実際に飛んだ距離よりホールに近づくことはないので、その点では前進4打とはかなり異なります。また、ゴルフ場によっては、グリーン上でパター以外のクラブの使用をローカルルールで禁止しているところもあります。気持ちは分かりますが、ゴルフは14本以内の持っているクラブのどれを使用するかは常にプレーヤーの自由であるべきなので、ローカルルールで禁止するのではなく、行動規範の中で(マナーとして)不必要にグリーンを傷つける行為を禁止しておけば良いかと思います。
2021.01.20回答 Mr.golfbaka
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