rockpine

Q&A暫定球をプレーし最初の球が見つからない場合の例外について

いつも楽しみに回答読ませて頂いております。
今回は規則18.3c(2)例外『球に起きたことが分かっている、または事実上確実な場合、プレイヤーは他の規則に基づいて別の球に取り替えることができる。プレイヤーの球が見つからず、その球が9.6、15.2b、16.1e、11.2cの場合、(A)その規則に基づいて別の球に取り替えるか (B)ストロークと距離の罰に基づき、その暫定球をインプレーの球として扱う』と記載があります。本来上記規則で見つからない場合、(A)の処置をとり無罰の救済を受ければいいのに、何故(B)の処置が認められるのか? またその意味について御教示よろしいお願いいたします。
規則書ラブさん
ご質問ありがとうございます!
何故Bの処置が認められるのか? その意味は分かりませんが、この例外では、『球は見つかっていないが”異常なコース状態の中にある”、”人がどこかに動かしてしまった”等が分かっているかほぼ確実な状況』を扱っていて、この状況というのは暫定球を放棄しなければならない要件(規則18.3c(3))には入っていません。どちらかというと最初の球がウオーターハザードの外で紛失したわけですから、暫定球がインプレーとなる規則に当てはまるのですが、その例外として扱ってある、といった感じです。これは旧規則から変わっていませんが、新規則になってBの部分があえて文章で付け加えられた、という印象を受けます。
ちなみに旧裁定集では27-2c/1.5に同様の裁定が載っています。
2020.09.18回答 Mr.golfbaka
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