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Q&A暫定球を打つときの宣言について

暫定球宣言についてです。「ちょっと危なそうなんでもう一回打っときます」「一応もう一球打っときます」等は認められませんか? 「暫定球」という言葉を使わなくてもよくなったと思っていましたが、あるサイトを見るとそうでもないのかと思える記載がありました。このルールはほんとはっきりしてほしいんですが、ご回答でスッキリしたいと思います。
ちんねんさん
ご質問ありがとうございます!
実は、規則改正前から「暫定球」という言葉をしようしなければならない、ということはありませんでしたが、この規則で求めているのは『暫定球』という言葉を発することではなく、『暫定球をプレーすること』を明らかにすることです。もし、その球が暫定球ではないとすると「ストロークと距離の救済」で処置したことになり、最初の球はもはやインプレーではなくなりますが、それと暫定球とを明確に区別することが大事です。つまり、最初の球は諦めてストロークと距離の救済で処置した可能性が考えられる言動ではダメですよ、ということです。そのためには「暫定球」という言葉を使用するのが最も簡単なのですが、他にも
「暫定打ちます」
「規則18.3に基づいてもう一球打ちます」
これらは何の問題もなくOKです。規則の解釈では
「念のため別の球をプレーします」
これもOKとなっていますので、例えば
「OBかもしれないので一応もう一球打ちます」も問題なしでしょう。ご質問にある最初の2つの文言も認められると思います。「一応」とか「念のため」とか、そういった言葉がなく
「打ち直します」
「もう一球打ちます」
と言っただけでは暫定球の宣言としては認められず、打ち直した球が即インプレー、最初の球はインプレーではなくなります。
2020.08.26回答 Mr.golfbaka
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