Ｑ＆Ａ木の根にある球についてプリファードライが適用できるか？

プリファードライに関する質問です。
競技前日からの悪天候で追加ローカルルールとしてプリファードライ（ジェネラルエリア/ワングラブレングス/プレース）を適用しました。ティーショットしたボールがフェアウェイ右の木の根っこの間に止まってしまいました。とても打てる状況ではありません。通常であればアンプレヤブルを宣言するところですが、プリファードライを適用して無罰でワンクラブレングス以内に救済を受ける事は可能でしょうか？　その際ワンクラブ以内にラフとフェアウェイがあったとしてもフェアウェイにプレースしても良いのでしょうか？
宜しくお願いします。

hika681bongさん

ご質問ありがとうございます！
ローカルルールがどのようになっているかによりますが、「ジェネラルエリアにある球については、いつでも1クラブレングス内にプレースできる」といった内容しか書いていないのなら、ご質問のような状況でも救済を受けられる、と捉えられてもおかしくないかと思います。しかし、ご質問の木の根のようにプリファードライとは関係のないことが要因でアンプレヤブルな状況にもかかわらず罰なしで救済を受けることができてしまうのはゴルフ規則としては少々問題があるように感じます。
プリファードライのローカルルールを定める場合、オフィシャルガイドによれば、ご質問のようにアンプレヤブルな状態でも救済を受けられる状況が生じないよう、フェアウエイの長さか、それより短く芝が刈られた区域のみで使用することを推奨しています。ジェネラルエリア全体にする場合でも、規則16.1a(3)のように明らかに他の要因でアンプレヤブルの状況なら救済は認められないことも記述しておくべきでしょう。

2020.08.10回答　Mr.golfbaka