rockpine

Q&A集められた草に球が埋もれる

ラフにある木(生きてます!)の付け根にボールが止まりました。その木の根元には刈った草が集めて寄せてあり、その中にボールが8割ほど埋まった状態でした。この場合、救済は受けられるのでしょうか? 刈った草は自然のものなのであるがままのような気もしますが、人為的に集められているので救済が受けられそうな気もします。いかがでしょうか?
ちんねんさん
ご質問ありがとうございます!
ゴルフ規則の定義で、自然の物でも後で移動するために積まれた物は「修理地」に含まれる(ルースインペディメントでもある)と定められています。コース管理作業途中の集められた枝葉、草などはこれに該当するので、球がその中に入ったり、スイング区域やスタンスがかかる場合は罰なしの救済を受けることができる、というのが基本です。また、救済を受けるのではなくルースインペディメントとして取り除くことも可能です。修理地として扱えるかどうかは「人為的に集められた」ということではなく「後で移動するために積まれた物」であるかどうか、ですが、人為的に集められた草は後で捨てるために移動するものでしょうから、ご質問の草は修理地として扱って良い可能性が高いと思われます。となれば救済を受けることができる、というのが基本ですが、ご質問の場所は木の付け根ということですので、それによりアンプレヤブルな状態の場合は罰なしの救済を受けることができなくなります。例えば木の根の間に球が止まり、どの方向にもプレーすることが不可能な場合は罰なしの救済を受けることができません。また、グリーン方向にプレーすることは不可能だが、横に出すことはできる、という状態なら罰なしの救済を受けることができますが、その際は横に出すときのプレーの方向やクラブ選択でニアレストポイントを決め処置することになります。
2020.07.05回答 Mr.golfbaka
ページトップへ戻る