Ｑ＆Ａマークの代わりに指で触れておく

グリーン上でコインマーカーが同伴者のライン上にあった場合、相手から要請があったら何らかの対処をしないといけませんが、この時にコインマーカーの根元を軽く触って位置決めをした後にコインマーカーを外し、埋め込みマーカーを置く・・・というのはルール的に問題ありませんか？　通常ならボールをリプレースした後に埋め込み式に・・・という段取りですが。物理的な位置決めを「物」でなく「指」でやっても問題ありませんか？

けめこうさん

ご質問ありがとうございます！
「マーク」は物理的に場所を示すことが必要で、定義では、ボールマーカーを使う、あるいはクラブを球の直後などに留めておくこと、としています。また、ボールマーカーは人工物とも定義されています。ボールマーカーをずらしたり、他の物へ交換する場合にも同様に考えるべきかと思いますので、これらのことを踏まえると、指はボールマーカーにはならず、マークする方法にも合致しないので、問題あり、と考えるべきかと思います。球の直後にボールマーカーを置き、そのボールマーカーの直後に指を当て、別のボールマーカーに交換した場合、ボールマーカーの大きさが異なると球は正しくリプレースできなくなる可能性がありますので、そのような観点からしてみても違反（規則9.7b）として扱われる可能性が高いと思われます。

2020.06.03回答　Mr.golfbaka