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Q&A倒れている白杭を元に戻すと球はセーフになる

ドライバーでのティーショットが右に飛んでいき暫定球を打ち初球の落下地点に行きました。ボールが2点のOB杭から見て外にあるのでOBと判定しかけましたが、よく見るとボールの近くに白杭が倒れていました。OB杭を抜き取る現場は見ていませんが、白杭はOB杭のようなので元に戻そうと杭が刺さっていた穴を探すためOB杭を周辺の枯葉をかき分けたところそれらしいくぼみがあったためここだろうということで白杭を挿したところ先ほどのボールはセーフという判定になり罰なしでそのボールでプレーを続けました。倒れていたOB杭と思われる白杭をプレーヤが元の位置であろう穴に戻すという行為に疑問を感じますが、このような状況の正しい処置を教えてください。
dehyanさん
ご質問ありがとうございます!
一番重要なのは、本当の境界がどこなのか? ということです。もし競技委員がすぐ来て判断できるようであれば、判断を委ねるのが良いと思いますが、競技委員がすぐに来ない場合は、最初の球がセーフの場合とアウトの場合の2つの状況に対応するために、最初の球と暫定球の両方をプレーし、後で委員会に判断を委ねるようにします(解釈20.1c(3)/6)。
プレーヤーが白杭を戻す行為についてですが、これは状況にもよる話で、例えば、いつも通りの月例競技中にコースを熟知しているプレーヤーが抜かれた杭を発見したような場合、特にコース改修などしている状況でなければ、その杭が誤って抜かれたものであることに気付く可能性は高く、その場合は勝手に戻しても問題ない、ということになるかと思います。しかし、そのような確信が持てるような状況でなければ、プレーヤーの勝手な判断で行動すべきではないでしょう。競技によってはOBの境界線を変えることもあり得ます。また、一昨年までの裁定集に載っていた考え方などを参考にすると、委員会がその事実を知った時点で、既に何人かのプレーヤーがその杭が無いことにより誤って処置しており、競技に重大な影響を及ぼすようであればそのラウンドは取り消すべき、としています。
2020.02.03回答 Mr.golfbaka
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