rockpine

Q&A誤球されたために捜索時間内に見つからなかった場合

ティーショットを私とAさんが同じ方向に打ちました。行って見るとAさんは2打目を打ちグリーンに乗せました。私は自分の球を捜しましたが見つかりません。3分過ぎたので、ティーイングエリアに戻り3打目を打ちました。先にAさんがグリーン上に行き、誤球していたことが判明しました。その球は私の球でした。判断に困ったので、2つの球をプレーしました。1つはストロークと距離で打った3打目を次のショットを4打目として。2つ目は誤球された付近にプレースして2打目としてプレーしました。私はこの2つ目を採用することを他のメンバーに伝えました。誤球されたことはその時点では私は知る事ができませんでした。つまり、誤球されたことに対して私には責任がないと思います。よって、誤球された以降に行った私の判断とストロークは全て無いものと考えてよいと思いました。ご意見を聞かせて下さい。
ゴンタさん
ご質問ありがとうございます!
昨年までの裁定集では、2人の球が同じような場所に行き、片方が誤球のプレーをしたために、もう片方のプレーヤーが捜索時間内に自分の球を見つけることができなかった場合、紛失球として扱わなければならない、といった裁定がありました(~2018裁定集27/6)。基本的には今年もこの考え方は変わらないと思います。
例えば、2人の球が同じような場所に行き、1人が誤球のプレーをした場合、もう1つの球は同じような場所に残るわけですから、それを見つけることができれば誤球のプレーをしたことも分かります。また、誤球の可能性が考えられる場合は、たとえある程度距離があってもその球を確認しに行くことも必要かもしれません。色々な可能性を考えても、誤球という可能性が考えられず、紛失球として処置してしまった場合、プレーヤーに何の責任がなくても、もはや最初の球は紛失球であり、打ち直した球でプレーを続けていかなければならない、ということになります。人の過失により責任の無い人が罰を受けることになるので心情的に納得するのは難しいかもしれませんが、規則の考え方としては、故意ではないものに対する救済はなく、ただアンラッキーでしかない、といった扱いをするのが基本かと思います。2つの球をプレーしてきたことは特に問題とはなりませんが、最初に紛失したものとしてティーイングエリアに戻って打ち直した時点で、その球がインプレーであり、2つめの球としてプレーした球は無効となります。
同じような場所に球が行った場合は、球の確認をすること、また、確認を充分にしていない場合は誤球の可能性があることを常に疑った方がいい、ということかもしれませんね。
2019.10.08回答 Mr.golfbaka
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