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Q&Aカート道路からの救済でニアレストポイントが(1)木の中、(2)ネットの反対側となる

カート道路からの救済についてお尋ねします。
完全な救済を受けるための基点ですが、例えば下記のような場合はどう対処すればよろしいでしょうか?
基点となる場所が、
(1)立木が密集しているためドロップできない。また推定で基点を決めても、1クラブレングス以内のドロップした球に対して、アドレスすることは出来ない。
(2)前面に高さ5mの安全ネットがあり、ネットの向こう側(隣のホール)が基点となってしまう。ネットの向こう側は林の中なのでプレイ中のホールへ戻るのは非常に困難。
以上、何卒よろしくお願いいたします。
ノックオンさん
ご質問ありがとうございます!
(1)については、立木や植え込みがあり、ドロップすることが困難、あるいはドロップしても木の中に止まりアンプレヤブルとなることが明白な場合もあるかと思いますが、救済を受けるとなったら、その立木の中がニアレストポイントとなり、そこから1クラブレングスの救済エリアにドロップしなければならない、ということになります。この際、アドレスがとれるかとれないかは関係ありません。もし、太い木の幹があり、ニアレストポイントとそこから1クラブレングスの救済エリアも木の幹の中となり、物理的にドロップすることができないような場合は罰無しの救済を受けることはできません(定義:完全な救済のニヤレストポイント/5参照)。というわけで、そのような状況では、そのままプレーすることができるのならそうすれば良いでしょうし、そのままプレーすることが困難であれば最初からアンプレヤブルの処置を取った方が良い、といったことになると思います。
(2)救済を受けると、ネットやフェンスの反対側が基点となってしまう場合もあります。特に何もローカルルールがなければ、そのまま処置しなければならない、ということになってしまいますが、そのような事が起こる可能性のある”カート道路とネット(あるいはフェンス)の配置”があるコースでは、予めローカルルールを定めておくと良いかと思います。ゴルフ規則のオフィシャルガイドの中では、「ローカルルールE6」で、保護フェンスがプレーの線にかかる場合、ドロップゾーンを使用できる(ただしホールに近づかない場合のみ)、といったローカルルールの例が記載されています。
2019.10.08回答 Mr.golfbaka
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