rockpine

Q&A木の幹に巻かれているネットが破れていて、そこに球が挟まる

コース中央にある立木の幹にまかれている防護ネットが一部破れていてそこにボールが挟まってしまってそのまま打つことができない状態の場合は、アンプレアブルの措置しか取れないのでしょうか? 無罰でドロップやリプレースする方法は取れないのでしょうか?
あきらさん
ご質問ありがとうございます!
その防護ネットの扱いがどのようになっているか、によります。可能性としては3つあります。一つは「不可分の部分」として定められている場合です。この場合は救済の対象とならないので、そのままプレーするのが不可能であればアンプレヤブルの処置をとるしかありません。不可分の部分として定められていない場合は障害物ですので、簡単に動かせるようであれば「動かせる障害物」、簡単に動かせないようであれば「動かせない障害物」として扱います。ネットが破れたりしていて一部分だけ簡単に動くような場合は、その部分だけ動かせる障害物として扱うことになります。動かせる障害物の場合、動かせる障害物の中や上に球がある場合を扱っている規則15.2a(2)に従い、元の場所の球の真下から1クラブレングスでホールに近づかない範囲(救済エリア)にドロップします。動かせない障害物の場合はニアレストポイントを決め、そこから1クラブレングスの救済エリアにドロップします。競技中で判断ができない場合、まずは競技委員を呼ぶのが良いですが、すぐに来ない場合は、不可分の部分として扱った場合と、障害物として扱った場合の2つの球でプレーしていくのが良いでしょう。または、アンプレヤブルの処置をとった場合の救済エリアと、障害物として扱った場合の救済エリアのどちらにも当てはまる場所に球をドロップできる場合は、その意志を最初に示した上で1つの球でプレーし、後で裁定を仰ぐことも可能です(規則の解釈・20.1c(3)/7参照)。
2019.08.16回答 Mr.golfbaka
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